「昔TV洋画劇場で見た懐かしの作品集」飛べ!フェニックス シューテツさんの映画レビュー(感想・評価)
昔TV洋画劇場で見た懐かしの作品集
昔(少年期に)テレビで見た作品の中で強烈に印象に残り、その後見返していない作品の記憶がどれだけあやふやなのかを確認したくなりDVDで鑑賞した。
本作を見たのが白黒テレビだったのかカラーテレビだったのかもう忘れましたが、当時のテレビ洋画劇場って2時間枠だったのでCMを時間を考えると精々100分程度の枠になり、3時間位の大作だと前後編2回位に分けて放送するのだが、本作の142分位だと1回で放送するので40分位カットされてしまいます。
カラー作品を白黒のブラウン管テレビの吹替えで、更に40分カットされたものを見て、本当に作品を見たと言えるのかどうかは分かりませんが、それでも強烈に印象に残っている事に意味はあると思っています。
正直、今回改めて見直して、かなり記憶とは異なっていましたが、芯の部分は外さず見ていた様にも感じられた。
その後の70年代にブームになった“パニック映画”の先がけの様な作品で、人間の人種・国籍・宗教・文化・仕事・性格等々による品種分け図鑑的な面白さを少年期に感じ取っていたのだと思います。
しかし本作の場合、よくある通常のパニック映画とは違い死ぬ方にけっこう善人が多くて、生き残った者と死んだ者とのタイプの違いや生死を分けた理由を考えるのも面白いのかも知れないと思った。
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