「これぞ本物のエクスペンダブルズ‼️」特攻大作戦　活動写真愛好家さんの映画レビュー（感想・評価）

1944年ノルマンディ上陸作戦前夜、フランスのドイツ軍作戦本部を壊滅させる特命を受けた、服役中のならず者で編成された特殊部隊・・・‼️最近アメコミ映画でも「スーサイド・スクワッド」とかマーベルの「サンダーボルツ」みたいな作品がありますが、元祖はダーティー・ダズン(汚れた12人)でしょう‼️とにかく圧倒されるのがそのキャスティング‼️リーダーであるリー・マーヴィンをはじめ、ジョン・カサヴェテス、刑事コジャックことテリー・サヴァラス、ブロンソン、アーネスト・ボーグナイン、ジョージ・ケネディ、ドナルド・サザーランド‼️よくこれだけの超が付くむさい面子を揃えたもんです‼️ホントに男臭い‼️前半は、ユーモラスの地獄の特訓シーン‼️落ちこぼれたちに次第にチームワークが生まれてくるあたりの痛快さは、アルドリッチ監督作の定番ですね‼️そしてクライマックスは、ドイツ士官が集まった山荘での大銃撃戦&大虐殺‼️パーティに参加した連中を地下室に閉じ込め、手榴弾とガソリン攻撃‼️そのやり口もまさにならず者‼️作戦を押し付けた将軍たちとの葛藤や、作戦終了後のお偉方への憤りといった描写はあるものの、今作はそんなメッセージ性はあまり重要ではないと思う‼️前半は地獄の特訓、後半は皆殺しの殺戮シーンのみを徹底して描いた、体育会系のノリの戦争映画ですね‼️ダーティにワイルドに楽しみましょう‼️