デビルマン 妖鳥シレーヌ編のレビュー・感想・評価
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後半がなぁ。
2025年劇場鑑賞65本目。
エンドロール後映像無し。
先週前作の不動明の無実の人が巻き込まれる描写が気に入らないとレビューしただけで原作ファンがわらわら集まってきて批判コメント書かれまくってああ、原作ファンの人ってパリピ死んでも何にも感じないのかと恐怖しました。そりゃ実写版であんなに怒る訳だ。あれよりひどい映画なんていくらでもあるのに。
今回最初は食った人間の意識を再構築して背中に人の顔として出すジンメンが敵で、デビルマンが躊躇します。そうだよ、これが見たかったんだよ!その後も別の敵との戦いでお世話になっている家族が巻き込まれて心配する描写があって、やっと安心したのに、その後何回も無関係の人が巻き込まれているのに全く気にしておらず、なんならデビルマンが直接手を下している場面も有り、ああ、こいつ飼ってたうさぎとか家族は大事だけど知らない人には一切なんの感情もないやつなんだと思いました。
なかなかよかった
化け物の殺し方がいちいちえぐい。不動明がすっかりデビルマンの気性になっていてタフでかつワイルドかつセクシーでかっこいい。シレーヌがデビルマンに勝てるかどうか不安がっていて、圧倒的な強者として君臨しているわけでない。そんな面を見ると応援したくなる。もうちょっとで勝てそうだったのに惜しい。勝っても死んでいそうだった。
続きも見たい。
明日もどこかで『デビルマン』。
巨匠・永井豪原作の昭和を代表する名作コミックのOVA化第二弾。
前作の『誕生編』ともども過去に見た経験があるのに、久方ぶりに見た前作は記憶していた以上にショボい出来映え。従って本作も期待をせずに観に行ったら、予想に反してなかなかの傑作。
デビルマンとシレーヌの空中戦は劇場のスクリーンで観ても遜色ない迫力だったし、妖鳥シレーヌの妖艶かつ優美な造形も秀逸。
アニメ製作会社の個性が勝ちすぎていた『誕生編』と異なり、キャラクターも原作コミックに近いテイストに改善されていた(美樹がちょっとジブリっぽかったけれど)。
コミック版とストーリーの順番を替えてジンメンのエピソードを冒頭に配し、ジンメンの犠牲者を幼馴染みの少女ではなく明の母親に差し替えたのは、『誕生編』からの連続性を強調したかったから?でも、個人的にはそんなに悪い改変ではないと思うし、シレーヌ以外のデーモンがコミック版よりクリーチャーっぽく現代的に仕立て直されていたのも良かったと思う。
人気アニメ『鬼滅の刃』などで人体損壊などの残酷シーンがありながら地上波での放送が認められている昨今、『デビルマン』もそろそろコミック版に忠実な内容のTVアニメ化が実現してもよさそうに思う反面、残酷描写とは逆に、アニメに限らず露出(性的表現)の地上波でのコードが厳しくなっている状況を考えるとハードルの高さをやはり感じてしまう。
中学生じゃないので今さらアニメのトップレスで興奮したりしないけど、胸を隠してるシレーヌなんてやっぱり魅力に欠けるもんね(セクハラ発言ですね、失礼しました)。
「シレーヌの立ち往生」はコミック版屈指の名場面の一つなので、ナレーションで端折ったりせず、もっときっちりつくり込んで欲しかった。
シリーズ最高エピソード
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