天空の城ラピュタのレビュー・感想・評価
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ラーマヤーナで悪魔からさらわれる姫様が、シータ姫
始まりは『銀河鉄道の夜』のあの街。
バルス!
『人がゴミのようだ』
そう思うゴミに対して、この武器が威力が大き過ぎて無駄だと理解出来れば、今の『核兵器使用の不安』が消える。
しかし、このアニメの悪役位今の独裁者が、狂人である可能性はある。しかし、それを使えば『バルス』なのである。また、ザポリージャ原発へ迫撃するだけで、ロシアは一瞬ても、ウクライナに勝てるとは思う。しかし、同時に両国(人間社会)にとって『バルス』なのである。だから、戦争で帝国を維持するためには、全てを無くしてしまう危険な『原子力』は使うべきでないし、廃止すべきなのだ。言うまでもなく、兵器だけではなく。
明日「ベンメリア遺跡」へ行く予定。ペンメリア遺跡はラピュタに似ていると言われるが、全く根拠が無い。しかし「ラーマヤーナではインドラの矢とも伝えているがね!」とムスカが言っている。その上、ラーマヤーナで悪魔からさらわれる姫様が、シータ姫であり、ゴリアテのペリシテ人巨人兵もインドのヒンズー教由来かもしれない。だから、自分の目でもう一度確かめたいと思い、再度鑑賞す。
4月17日 カンボジアシェムリアップ アンコールワットにて。19時15分鑑賞開始。
これって
コナンじゃん…!!!衝撃。幼少期、テレビで未来少年コナンを見て育ちましたが内容をよく知らないまま大人になり、改めて一気にまとめて見て初めて知りました。
昔のテレビアニメーションて、凄かったんだな〜〜〜〜とおったまげて空いた口が塞がらない。恐るべし宮崎駿。
宮崎駿の中にはいつも風が吹いている。こんな人世界中探したってどこにもいない。
コナンとラナ、そしてパズーとシータ‼️
もう35年くらい前に初見した時、スピルバーグ監督の「インディ・ジョーンズ」や「E.T.」みたいなハラハラドキドキのハリウッド大作に対抗できるのは、日本では宮崎駿しかいないと確信させられた名作。冒頭の空賊による襲撃、シータが空から降りてくる神秘性、炭鉱町での空賊相手の追っかけ、パズーが空賊とシータを救出に向かうシーン、ロボット兵が破壊の限りを尽くすスペクタクル、パズーがシータを通り過ぎながら救出するシーン(ジュラシックパーク3がパクってました)、ラピュタを舞台にした軍との攻防、そしてラストの"バルス"まで、血沸き肉躍るハラハラドキドキワクワクは、アニメーションだから出来るわけじゃありません‼️宮崎駿監督の映像作家としての資質というか情熱だと思うし、擬似西欧みたいな街並みや、メカやミニバズーカ砲みたいな小道具まで、その創造性あふれる世界観もホントに素晴らしい‼️そして特筆すべきは作品全体ににじみ出る宮崎駿監督の優しさですね。特に真っ直ぐで正義感あふれるパズーと、優しさと勇気を形にしたようなシータのキャラクター‼️「ルパン三世 カリオストロの城」のルパンとクラリス、「風の谷のナウシカ」のナウシカにも宮崎駿監督らしさが窺えますが、パズーとシータ、そして「未来少年コナン」のコナンとラナは、世の中の全ての子供たちのお手本、世の全てのお父さんお母さん達が自分の子供達に"コナンやパズーのように強くなれよ"とか、"ラナやシータのように優しくなりなさい" みたいに教えを説ける、模範的な教材になり得る優れた映像素材なのではないでしょうか。
合わなかった…
今の今まで観た事なく、やっとやっとやーっと観たんですが、
何度も何度も、寝落ち、中断、再開を、4、5回ぐらい繰り返し、
早く終わってくれ…早く終わってくれ…と思いながら、なんとか完走。
幼稚に思えて…
合わないです。
ごめんなさい。
話の内容は、いい話だと思います。
旧約聖書が少し引用されてます。
『風の谷のナウシカ』の方が好きです。
観ない事で、エンターテイメントの基準が一つ減る。もし観ていないのであれば、それは・・・。
私が作品を評価するにあたっての基準の作品です。
この作品が100点と考えた上で、他のエンターテイメントに対する点数をつけていると言っても過言ではありません。
1986年の作品の為、この作品を見たことがないと言う人も増えてきました。
ジブリはサブスクも無い為、金曜ロードショーかDVD等で観る必要がある為、観る為のハードルが高いからかも知れません。
それに、あまりにも有名なフレーズやシーンの切り抜きの為、わざわざ観ようと云う気にならないのかも知れません。
だからこそ、今更ながら、この作品の素晴らしさを考えてみる。
極力ネタバレはしないように、理由だけを簡潔に。
①時間配分
2時間映画で難しいのはキャラクターの描き方だ。
掘り下げが足りなければ、感情移入が出来ず、進めすぎればストーリーが停滞する。
キャラクターの動機付けに不備が無く、彼らの目的意識が分かりやすい。
作品の中でキャラクターが生きている。生活の中から、冒険へと繋がる描写は上手さすら感じさせない。
映画は凝縮した人生体験だと思っている。だからこそ、1分1秒でも無駄なシーンは存在してはならない。
近年の映画は、2時間を有効に、効果的に生かしていただろうか? 無駄に冗長だったり、描かないのではなく描き切れていないようなことはなかっただろうか?
②世界観
オープニングテーマが流れる中、ビジュアルアートが流れるのだが、そこには天空の城を想像した伝承記のような映像が使われている。
開幕から飛行船などの技術体系はあるが、一報鉱山で泥臭く鉱石を掘るような人々の暮らしぶりも描かれる。これを開始10分程度で描くのだ。この世界の技術レベルがすんなりと入ってくる。
その上で、何か分からない謎の力「飛行石」と呼ばれる石に、とてつもない価値がある事も示唆される。
ここまで世界観をナレーションや説明台詞なしに理解させられる。
まさに、アニメーションで語られると云うやつだ。
世界観は映画を観る上で、もっとも重要な要素だ。ここが蔑ろにされると、細かな引っ掛かりを生んでしまう事が多い。
近年の映画は、何の説明もなく、導入から自然と世界観に浸らしてくれただろうか?
③緩急
アクションシーンやギャグシーンも随所に散りばめられる一方、命のやり取りとも言えるシリアスなシーンも要所要所に刺さる。
各キャラクターの会話は少しポップな印象を受けるものが多いが、銃撃砲弾が飛び交う様や、古代兵器の破壊力は世界を脅かすシリアスさを感じさせれる。
話を追っていくと、そのバランスの絶妙さに感動する。
張りつめて、緩めて、笑わせられ、興奮させられ、感動する。
もちろん、映画はジャンルで分類される為、全ての映画を同一視点から評価する事は難しい。
ただ、映画はあくまでも「娯楽」であり「エンターテイメント」である。
だからこそ、感情を操作して、体験後の感動を生み出す必要がある。その為には、感情の振れ幅を生み出すバランスが必要なのだ。
近年の映画は、エンターテイメントとしてバランスが良かっただろうか?
④名セリフ
観終わった後、絶対にマネしたくなるシーンや、口ずさみたくなる台詞が生まれる。
あなたが観た近年見た映画の中で、名セリフはあっただろうか?
思わず口から出てしまうような言葉はあっただろうか?
この作品は、最低でも2つ以上はある。
観終わった後、構成の良さや、シーンの印象は何となく覚えていても、セリフまで残る作品は意外と少ない気がする。しかしそんなセリフ「キラーワード」を生み出せた作品は、少なからず傑作と呼ばれる事も多いだろう。
近年の映画で、心に残るセリフは、いくつあっただろうか?
長々と書いてしまったが、
映画を語る上、特にエンターテイメント性を大切にした映画を語る上では、大切にするべきものだと思う。
だからこそ、この映画を基準として、
これ以上の作品を期待するし、求めてしまう。
ラピュタ以上の映画と出会う事は、なかなか難しい。
だからこそ、映画の基準の一つとして、観て欲しい。
そう云う映画だと、私は思う。
小難しいような話をしたが、一度何も考えずに観る事をオススメする。
何故なら、この映画は子供が楽しむ為の最高の映画であり、野暮な大人が難癖つけながら観るような映画ではないのだから・・・。
ジブリの真髄が詰まる‼️❓実に、面白い‼️❓雛型の名作‼️❓
ジブリ最高のヒロイン。
大佐、海賊、少年、ロボット、などを初めてとして、とことん悪いやつ、悪から善に転換するもの、ヒーロー、など類型的なキャラが、デジャブのごとく、わかりやすく、展開していく。
多分、描きたい精神とかは後付けで、とことんヒロイン冒険物語。
エンタメが爆裂するジブリの最高作、映像も最高。
まるで、いつか見た夢が再現されているかのよう。
この映画でジブリの全てのいいところが体現されるでしょう。
ジブリ、いや、アニメが好きなら是非。
いろんな楽しみ方がありますが、このキャラが実写ならどんな俳優になるか想像するのが私の楽しみ方。
ドーラさん
子供の頃観たきり久々の鑑賞。
ドーラ一家がとても魅力的でした。
豪傑な女海賊のドーラさん。ジブリ作品の中では「千と千尋の神隠し」の湯婆婆に次ぐ強烈な女性キャラクターだと思いました。初めはただの強欲な海賊なのだと思ってましたが、次第にその男気と度胸溢れるオーラに、何とカッコいい女性なんだ!と惹かれてました。豪快な食べっぷりも気持ちいい!
台所がいつの間にかシータ目当ての息子たちで溢れかえってた場面も笑ってしまった。
もう何度目か分からないくらい観たけど何故か何度でも観れるのがジブリ...
もう何度目か分からないくらい観たけど何故か何度でも観れるのがジブリのすごさ
色々と発想がすごいよなぁ
しかも近未来的なのではなく独創的な乗り物や世界観
ハウルやポニョまでいくと独創的すぎて目がチカチカするというか
ラピュタやトトロや魔女は上手に日常と創作を織り交ぜられているから観ていても違和感がない
昔のジブリみたいな作品作ってくれよ宮崎駿先生
もう幾度と無く鑑賞し、見飽きているはずなのに観てしまう。名作の証。
パズーが視線を逸らさずシータの目を見て話を聞くシーン。シータが髪をかき上げるシーン、目玉焼きをゆっくり"はむはむ"と食べるシーン。ムスカの人と話すゆったりとした間(ま)。
無くても物語自体には支障は無く、むしろ入れる事で尺を使ってしまっていたり。何て事の無い一瞬の仕草、数秒を大事に切り取って入れる事でキャラクターの深みに繋げる。
時間を作れる1クールのアニメではなく、2時間弱という尺の映画。鑑賞者は無意識に、この一瞬に感情移入してしまう。キャラクターに思い入れてしまう。
パズーの無謀に見えても、真っ直ぐな男の子らしさに惹かれてしまう。シータの女の子らしさの奥に見える、凛とした強さに魅かれてしまう。ジェンダー問題が叫ばれて久しいが、やはりこういうストレートな設定は分かりやすい。あ、ドーラは既にジェンダー問題を提起していたかも(笑)
もしかしたら『40秒で支度しな!』を、『バルス !』を、『人がゴミの様だ!』を、『もしもしもしもし』というセリフを聞く為だけに見始めているかも知れない。
それでも気が付くと、知ってる内容なのにワクワクして観ている自分が居る。でも映画はそれで良いと思う。満点。
初井言榮さんと寺田農氏!
声、セリフの言い回しがいい。
ドーラのキップと包容力。決して良いママなんかではない。息子たちの尻を叩きながら、常に先頭を突っ走る(息子がちゃんとついてこれているか、確認する場面もあり)。お局様だ、もう年だからなんて言葉が鼻白むほど、格好いい。
「女は50からだね。」って、感じ。
「ママみたいになっちゃうの?」なんてセリフ。本当の女の格好良さがわかっていないな。なんて、高笑いしたくなるほど。
こういう女の魅力がわからない輩が増えてきたことこそが嘆かわしい。
それを、初井さんがきちっと決めてくださる。普段の役も、結構男前の多かった女優さん。素晴らしい。
ムスカの乾いた声。それが上ずり興奮してきて、あの有名なセリフ。
なんて、役者だ。
常田さんは『にっぽんむかしばなし』でも見せた安定感。
地下で広がるあの空間。もちろんアニメーションの力でもあるのだけれども、常田さんのセリフで、ぱぁっと宇宙が見える。
さすがだ。
物語は冒険物語。
ムスカにすべてを握られてからの展開が速い。
「バルス」その言葉の潔さ・強さ。
断捨離、生き方に迷いがない。子どもなのに?いや、子どもだから?
二人とも天涯孤独だからの決断?と思えてしまうところも切ない。
それでいて、その後の展開。この頃のアニメファンの心の機微が解っていらっしゃる。
と、すばらしいのだが、
『未来少年コナン』の大大大ファンとしては、
パズーがコナンに、
シータがラナに、
ムスカがレプカに見えてしょうがない。
そのうち、ジムシー・モンスリー・ダイスも出てくるんじゃないかと期待してしまう。
物語の大筋も同じ。
細かい設定違うけど、
コナン・ラナより、バズー・シータの方がより思春期になっていて、ザボーイ・ミーツ・ザガールになっていて、その表現力には喝采を送るけれど…。
同じ監督の作品だからいいんだけどね。
というところで満点にはならない。
私にとっての金字塔は『未来少年コナン』。連続物でたっぷりと描き切った大作。
そちらに比べると、こちらの映画は124分で凝縮してよくまとめたと思う。
でも、Wikiには監督が長年温めてきた話が基とはあるものの、
『未来少年コナン』がなかったら、『カリオストロの城』も、この映画も、このような演出・編集で制作されていないと思う。
『未来少年コナン』の進化系ともいえるけれど、やっぱり私にとっては、未来にどちらを残すかと言われたら、『未来少年コナン』だな。
ジブリの中でいちばん好きな作品。 何度観たことか。空に浮かぶ島、飛...
ジブリの中でいちばん好きな作品。
何度観たことか。空に浮かぶ島、飛行石、昔から世界観がなんかカッコよくて大好きでした。観ていていつもワクワクが止まりません。
何年経ってもラピュタの世界の壮大さ、冒険のハラハラ、神秘的な感じは色褪せない。不朽の名作。
出てくるキャラクターもどれも愛おしいほど個性的だし、神秘的なオープニングや出てくるごはん、ロボットがシータを助けるシーンやラスト、どのシーンをとっても大好き。
子供の頃に空を見て、よくラピュタの形に似た雲を探したものです(笑)
株式会社スタジオジブリ(初代)設立
風の谷のナウシカで大成功を収めてスタジオジブリとして創業したお披露目作品。つまりスタジオジブリ名義のデビュー作品は風の谷のナウシカではなく天空の城ラピュタ。本職の声優がお芝居するやはり面白い。定番の冒険ファンタジーもジブリがやると少し癒し系みたいになる。ドーラー一味の敵ながら愛嬌あるキャラもジブリならでは。'86年8月全国洋画系ロードショー
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