「清々しくて切ないラスト」テルマ&ルイーズ 小町さんの映画レビュー(感想・評価)
清々しくて切ないラスト
テルマとルイーズ、親友を超えた関係
何かトラブルが起こるのは全部テルマが引き起こすのに、それを責めず助けるルイーズ
最初は頼りない表情が多かったテルマがどんどん明るくなるのと同時並行でルイーズと対等になっていくように思いました
解放感溢れるテルマの表情からは、あの窮屈な家の中にいるより犯罪者になってあのラストでもテルマにとっては幸せだったのかもと思ったけど、ルイーズはあのラストを選ばずにジミーと幸せになれてたかもと思ったり
でもどこまでもテルマと一緒を選ぶルイーズが好きにならずにいられませんでした
だからあのラストが爽快感さえある切なさなんだと思います
ハル刑事だけ良い人で、あとは出てくる男性がみんなクズ男
ブラッド・ピットはとってもイケメンさんだけど、とってもクズ男でした笑
どこまでも続くような地平線、ラストにピッタリなロケーションでした
大好きなリドリー・スコット監督作品、ホント観て良かったです
この作品、みんな爽快感を覚えるんですね。
私にとっては、爽快感どころか、どうにかできなかったのか、とそればかりが・・・。残念というか悔しいというか。
刑事さんのことを信じて、どこかで踏みとどまって欲しかったです。
今晩は。
今作、今、劇場で公開されているんですよね。
”ブラッド・ピットはとってもイケメンさんだけど、とってもクズ男でした。”
私は、30代前半までは竹野内豊さんにソックリと言われていた男ですが(で、或るレビュアーさんから、ムッチャ受けた。)今作を観ると女性の精神的な強さや、衝撃的なラストシーンは忘れられません。名作だと思います。では。返信は不要ですよ。
共感ありがとうございます
今作、結構悲惨な話なのに不思議と
爽快感を覚えるんですよね
切なさと共に、なんですけど
清々しくて切ないラスト
小町さんの仰る通り
令和の今、観るべき映画だと思います
当時と現在、どのくらい現実変わってるんでしょうかね