「リドリー・スコット監督作品だったとは意外」テルマ&ルイーズ ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
リドリー・スコット監督作品だったとは意外
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リドリー・スコットが「ブラック・レイン」の2年後に撮った作品であるが、リドリー・スコットらしくない作品(悪い意味ではない)。
冒頭からいきなり殺人を起こしてしまうが、その後はどちらかと言うとコメディっぽい展開となって、ちょっとちぐはぐな感じがしたが映画的には面白く見ることができた。
ただ、テルマが強盗を起こしてからは、ハッピーエンドにはならないだろうと思った。そうなるとどういうラストになるのか。俺たちに明日はないみたいに警官に打たれてしまうのか。明日に向って撃て!みたいに警官に向かっていくのか(ストップモーションになる)。バニシング・ポイントみたいにバリケードに激突するのか。狼たちの午後みたいに、どちらかが助かりどちらが撃たれてしまうのか。
結局どれも違っていたが、アメリカン・シネマへのオマージュ的映画だ。
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