劇場公開日 1993年5月15日

「退役する有名戦艦という舞台設定が良い」沈黙の戦艦 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5退役する有名戦艦という舞台設定が良い

2015年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

興奮

総合70点 ( ストーリー65点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )

 セガールの名前を有名にした作品で、「沈黙」の邦題がついた最初の作品でもある。退役寸前で話題性のある巨大戦艦を舞台とすることで、たくさんの装備と近接防御兵器から40cm主砲に核弾頭搭載トマホーク巡航ミサイルまでたくさんの武器も登場して派手さが増し、一種の逃げ場がない密室でありながらもたくさんの隠れ場所もあり、設定が見た目も含めて作品の魅力になっている。撮影は本物の戦艦を用いたそうだからまさに本物の迫力。若いセガールの格闘も、実戦的な技術を効果的に使っていて動きにもきれがある。反逆者がどうやって人を集めこの大胆で難しい計画を立てたのか、わずか30-40名で戦艦の千数百名の乗員をどうやって制圧することが出来るのかといった疑問はあるものの、次々に起こる出来事に対応していく展開は飽きさせない。

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Cape God