「京都松竹座で観賞」沈黙の戦艦 shallowwhiteさんの映画レビュー(感想・評価)
京都松竹座で観賞
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遂に劇場で対面。以後、セガール作品の劇場観賞は私の中で最優先事項になった。
当時、次々製作された「ダイ・ハード物」かつハイバジェット映画に満を持してのセガール出演だった。
先ず、敵が強い。損失無しに手際良く戦艦を制圧する姿、それだけでアガる。ゲイリー・チャンの劇伴も効果が大きい。
かつ、ボスがトミー・リー・ジョーンズとゲイリー・ビュジーとくれば。
トミー・リー・ジョーンズの冷酷でクレイジーな演技は完璧。セガールとのナイフ決闘は「ハイレベルな暗殺者の対決は決着が早い」と衝撃的だった。
ゲイリー・ビュジーのイカれ具合も最高に魅力的。つい潜水艦脱出にハラハラしてしまった記憶がある。
コーム・ミーニーの副ボスも、セガール討伐まであと一歩の強敵で、この3敵が作品の核となっている。
セガールは彼らに完全に喰われているが、情け容赦ないアクションは活き活きで充分期待に応えた。
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