「リンチ・ワールドへようこそ」インランド・エンパイア dobubobaさんの映画レビュー(感想・評価)
リンチ・ワールドへようこそ
クリックして本文を読む
ますますディープな世界に行っちゃいました。リンチ。最近、彼の短編集を見たんですが、それからすると彼の本当にやりたい映画はこっちの方向なんでしょうね。
ストーリーは、共同プロデューサーでもあるおなじみのローラ・ダーンが演じるハリウッド女優が新作映画の役を演じるうちに、現実との境界がわからなくなって、というのが流れです。が、あってないようなストーリーです。マルホランド・ドライブ以上にシュールで不条理なアーティスティックな作品に仕上がっています。
前評判で、大体知っていたので、私としては非常に満足度の高い映画でした。ただ、初めてリンチの作品を見た人は、驚くと思います。途中、ラスト近くで裕木奈江が登場。もっともショッキングでシュールな台詞を、童顔の彼女が延々数分しゃべり続けます。彼女、Wikiで見たらもう37歳なんですね。20歳くらいにしか見えません。日本人にとってはその辺も見どころか?
コメントする