「「者ども死ねや」…」300 スリーハンドレッド The Dudeさんの映画レビュー(感想・評価)
「者ども死ねや」…
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…というのは司馬遼太郎の小説でよく出る玉砕時(もしくは奮戦時)の台詞だが、まさにそんな映画。名高い「テルモピュライの戦い」をCG合成の長所を生かしてド派手に大風呂敷を広げて描いており興奮する、と言うよりは笑える。結構史実に沿っておる点もポイントが高い。
役者の芝居も大仰で雰囲気にピッタリ。特に王役バトラー、敵王ロドリゴ、悪議員ウエストの大芝居には笑わせてもらった。
残念なのはヒロインの民主主義演説の辺りがくそ真面目で退屈な内容であること。無茶苦茶なスパルタ式民主主義を現代風に誇り高く謳うシーンにはズレたものを感じる。これじゃあ思って無くても政治的意図だと深読みさせてしまっても仕方ない。
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