劇場公開日 2007年6月9日

「精鋭300人を率いるレオニダス王が漢らしすぎる!」300 スリーハンドレッド 飯田亜美さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0精鋭300人を率いるレオニダス王が漢らしすぎる!

2023年10月23日
スマートフォンから投稿

泣ける

興奮

知的

無彩色に近い色合いが印象的で、ギリシャ神話を思わせる古代ギリシャを描いた映像が美しかったです。
バンバン血が出るわ斬られるわしますが色合いが工夫されているせいかグロくなかったです。一応R15指定。

古代ギリシャのテルモピュライの戦いを描いており、そのあたりの世界史を予習しているとさらに理解しやすいかと思います。

ストーリーについてですが、100万とも言われる大軍勢に300人の精鋭で挑む姿がかっこよすぎるのと、隊員をその気にさせ、軍を率いていくレオニダス王に心動かされます。戦い抜き、死をも恐れない覚悟や信念の強さが伝わるのだと思います。精鋭の300人が一糸乱れぬ最強のチームを形成しているのです。映画の舞台はさすがに現代の感覚とはかけ離れていて、槍と盾を手に対面して殺し合うという極端な状況ではありますが、学べることはあるなと思いました。

そして、戦う漢(おとこ)がかっこいい!肉体美がすごすぎ。ストーリーも漢らしい映画です。

飯田亜美