「プロットは面白いけどディテールの部分でイマイチな点が幾つかあった」プレステージ Alejandro Gillickさんの映画レビュー(感想・評価)
プロットは面白いけどディテールの部分でイマイチな点が幾つかあった
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ストーリーに関しては流石ノーランというべきか、なかなかに秀逸な内容だった。話の節々で名前が出てくるほどにキーパーソンの筈なのにセリフが一言もないファロンはすごく怪しかったけど、あんな仕掛けだったとは思ってもみなかった。種明かしのシーンは息を呑んだし、アンジャーに対するヘイトも相まってスカッとした。
テスラのマシンの機能がファンタジーすぎて飲み込めない。手品をテーマにした映画なのにこんなのアリかと思ってしまった。
アンジャーの姑息さもノイズになってしまっていた。助手をスパイとして送ってタネを強引に知ろうとしたり、作業場を荒らしたり、性根が腐っていてとても感情移入できない。
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