劇場公開日 2008年2月9日

「タイトルがねぇ、、、、」団塊ボーイズ フリーダさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5タイトルがねぇ、、、、

2008年2月11日

原題は「WILD HOGS」、このままで良いのではないのか、、、?
邦題のせいで、相当のお客を逃す事になりそうですね(>▽<)
中年オッサン4人組のバイクによるコメディ&ロードムービーです。
実業家のウディ(ジョン・トラボルタ)は、モデルの妻に逃げられ事業が失敗して自己破産。
歯科医のダグ(ティム・アレン)は、メタボリックに悩み、息子からもダメオヤジ扱い。
小説家を目指すボビー(マーティン・ローレンス)は、妻の稼ぎに頼っていて、家出は粗大ゴミ扱い。
パソコンおたくのダドリー(ウィリアム・H・メイシー)は、運命の恋をずっと夢見ているものの、完全に恋愛運に見放されていた。
このハイスクール時代からの親友4人組の共通の趣味は、バイクなんですが、実は私はバイクや車の騒音が大嫌いですw( ̄O ̄)w
バイクなんて、うるさいし、危険なだけで、この世から無くしてしまえば良いのに!と思っています。(かなり交通事故も減るだろう)
現実逃避したいウディの誘いで西海岸を目指して、アメリカ横断3200キロの旅に出る4人組その名は、「WILD HOGS」。
実はロードムービーの雰囲気は旅に出た最初だけで、池で素っ裸になって遊んでいたら、後からやって来た子連れ家族にゲイだと勘違いされたり、鳥の糞責めにあったりとベタな笑いで旅して行きます。(大笑いしている客がチラホラ、、、そんなに可笑しいかぁ(>▽<))
途中立ち寄ったバーは、運悪く地元の暴走族の溜まり場だった。
リーダー(レイ・リオッタ)に因縁をつけられて、ダドリーがバイクを奪われてしまう。
諦めきれずに、勇敢にもひとりで取り戻しに向かったウディは、彼らのバイクの燃料を漏らして逃げて行った。
追いかける暴走族のタバコの火が燃料に引火して、バーが大爆発してしまう。
仲間には、その事を黙って旅を続けるのだが、運悪くバイクはガソリン切れしてしまった。
やっと立ち寄った町は、翌日がお祭りなので、暴走族に追われている事を知らないウディ以外の3人は、前夜祭を楽しむのであった。
なんとダドリーは、この町で運命の女性(マリサ・トメイ)と巡り会う。
しかし、追いかけて来た暴走族が遂に町にやって来た。
町を守る為に立ち上がるWILD HOGS4人組!!
果たして、彼らの運命は、、、、

最後に格好良く「イージーライダー」のピーターフォンダが登場します。
結局ロードムービーというよりは、ドタバタコメディ映画です。
そこそこ笑えるけれど、どれもベタな笑い、、、なんてたってディズニー映画なんですから(´・ω・`)
「ダイハード4.0」「オーシャンズ13」などを抜いて2007年全米興行収入トップ10入りを果たした大ヒット作という事だけど、こういうコメディ映画は日本では絶対にヒットしないんですよね(≧◯≦)ゞ
ちなみに、タイトルの「WILD HOGS」は、直訳すれば「野生の豚達」なのでしょうが、この「HOG」とは、実はハーレーオーナーズグループという世界で100万人以上が参加する公認ライダーグループの名称です。(日本にも35,000人を超える迷惑なメンバーがいるそうです)
原題は、そんな洒落っ気があるのに邦題は「団塊ボーイズ」だって、、、w( ̄▽ ̄;)w

フリーダ