「3回大きな滝壺に落ちてへっちゃらなタフな人たち」インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
3回大きな滝壺に落ちてへっちゃらなタフな人たち
久々に2度目の鑑賞
監督は『激突!』『ジョーズ』『E.T.』『ジュラシック・パーク』『シンドラーのリスト』『プライベート・ライアン』『マイノリティ・リポート』『ターミナル』『ウエスト・サイド・ストーリー(2021年)』のスティーブン・スピルバーグ
脚本は『ジュラシックパーク』『ミッション:インポッシブル』『スパイダーマン』『宇宙戦争』『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』のデビッド・コープ
2008年の作品
『最後の聖戦』から19年ぶりにまさかの制作公開されたシリーズ4作目
当時ハリソン・フォード60代半ばのおじいちゃん
これで終わりかと思ったら2023年になってまだ最新作って正気の沙汰じゃない
前作まで1930年代だったかな
今作は大戦も終わり1957年
ナチス教団ナチス今回はソ連KGB
強い磁力があるクリスタルの頭蓋骨をめぐって争う形
後頭部の形からいって明らかに宇宙人
インディアナ・ジョーンズ
愛称インディ
本名ヘンリー・ジョーンズ・ジュニア
表向きは考古学者だがトレジャーハンター
そして冒険家
諜報員として二重スパイも
女をとっかえひっかえのプレイボーイ
平凡な男の夢か
シニアは前作に登場しショーン・コネリーが演じたわけだが今回は写真だけの出演
前作で聖杯の水を飲み永遠の命を手に入れたわけだがまたどこかで宝探しをしているのだろうか
今回は第1作のヒロインとその彼女が産んだヘンリー・ジョーンズ3世が冒険に参加
宛らターザンになった3世や軍隊アリを含めてジャングルでのカーチェイスならびに車をゴムボート代わりに3回滝壺に落ちる一連の流れが一番の見どころ
前作もそうだが裏切り者でも助けようとするインディはわりと良いやつ
だから多くの人に好かれるんだな
蛇嫌いの設定わすれていた
テリーマンの義足みたいなものだ
別にそれもういいだろと
『インディ・ジョーンズ』観てたつもりだがいつのまにか『未知との遭遇』を観たような感じになってしまった
この作品は時代背景は20世紀だが21世紀なりの『インディ・ジョーンズ』だ
スピルバーグやルーカスの集大成の一つだろう
最後はなんやかんやで大変遅ればせながら2人の結婚式でハッピーエンド