「ケイト・ブランシェット様の格好良さを堪能するための作品 ※大したネタバレはなし」インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国 alalaさんの映画レビュー(感想・評価)
ケイト・ブランシェット様の格好良さを堪能するための作品 ※大したネタバレはなし
ケイト・ブランシェット様のビジュアルがダサすぎるんだが…それでも振舞いが格好良すぎる。レイピアを振るケイト様なんかもう。なんであんなに姿勢が美しいんや。
キャァァァー!ケイト様ーーー!!!(゚∀゚)
心の中が恋する乙女になっちまうやろ…
ただ立ってるだけでも美しい。
正直ケイト・ブランシェットがこんな探検ものに出るの珍しいのでは?と思ったけど(言うてそんな詳しいわけじゃないが)、ラストが急に神秘的。ケイト様とクリスタルスカルなんて一緒に出したらタダで終わるわけないのよ…
ちなみに現実では、本物のクリスタルスカルが数十個見つかってるそうですが、どれもあんな後頭部長くないしグレイみたいな見た目でもないです。オーパーツ(=その時代の技術で作れるとは思えない物)と言われてますが、近年は時代が間違ってた物とか、作れないと言われてたけど手磨きでできないこともないとか、何か色々意見が出てきたようで、そんなに神秘的なもんでもなくなってる模様(まだ完全に解き明かされたわけではない)。
作中ではナスカの人がみんな原住民でグレイ崇めてる人達みたいな扱いになってたけど、当然これも作り話。
今作は、本シリーズの中でもあまり人気がないというか、冒険ものというよりSFやないか!という理由で評判が低いみたいですが、少なくとも当時はクリスタルスカルなんて謎のお宝だったわけだし、これを探した結果何か知らんが宇宙の叡智と繋がっちった、というストーリーになっただけで、別にこれを理由に低評価するほどではないかなと。
主人公の鞭を使うシーンもほとんどなく、アクションもそこまでではなかったことが評価に影響したかと思いますが、流石にインディ役のハリソン・フォードも歳だったわけだし(当時65歳くらい?)、逆によくやったなという感じ。もう動きにキレもなかったし、もっと激しいアクションしろとか戦えとか、そりゃちょっと無理を言い過ぎな気も。当時19年ぶりの新作だったそうだし、本人も久々すぎてヒザ震えたやろ…
今公開されてる最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が79〜80歳で撮影したんだもんなぁ。MCUみたいに10年間ずーっとその役やり続けるのと、10年以上間が空きつつポツポツ同じ役やるのと、どっちが良いんだろな、俳優的には。
ストーリー的には、最後の遺跡?みたいなとこに入る前までと入った後の二部構成みたいな作りで、何か長いなーと感じました。面白いんだけど、何となく「まだ終わんないの?」感があるというか。
蛇を投げられてインディが怖がって掴めないシーンとか、おもろかったけどね。あんだけ探検してて蛇苦手なわけないやろと。
用済みになった後ぶん投げられた蛇が可哀想だった…労ってやれよ。身体貸してくれたんだから。
全体的には面白かったよ。全作集めてしまうレベルのファンには「そうじゃねえんだよなあ」と思われたかもしれませんが、別にそうじゃない人は、1回見てみても良いのでは。
とにかく久々に見たケイト様がやっぱり格好良かったから、もう何でもいい(と言いつつ星は3つ)。