ダーティハリーのレビュー・感想・評価
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武骨でありながら、 犯人逮捕には一切手加減しない、 ダンディなダー...
武骨でありながら、
犯人逮捕には一切手加減しない、
ダンディなダーティハリーの第一弾、
初めて見たが、
アクションもサスペンスもしっかりしていて、
見ごたえありました。
犯人役の憎たらしさも
良かったです。
0042 Go ahead. Make my day.
フランクシナトラ こんなデカい銃は扱えん。
ポールニューマン 暴力賛美は好かんな。
イーストウッド 都会の保安官だな。
1作目はバッコーン、バッコーンだけでなく
ミランダ権(お前には黙秘権がある、というアレ)で逃げ切る
凶悪犯の権利は守られ被害者の権利は踏みにじられる
という現代でも議論が続いている超難問にも挑む。
結局犯人を射殺したハリーはハリウッドで一番最初に
法で裁けぬ悪を討つ!を実践した。
俺もあと何発残ってるか知らんねん。
80点
初テレビ鑑賞 1978年4月23日『日曜洋画劇場』
44マグナムを初めて知った
ダーティハリー2は故郷の田舎の映画館でブルースリーのドラゴン怒りの鉄拳と同時上映でリアルタイムに観たが、本作は日曜ロードショーで観た。マグナム火薬とゾウも倒せると言われた44口径を初めて知った作品でワクワクしたのを覚えています。
いつも眩しそうにしているイーストウッドが惚れ惚れするほどかっこよく、夕日のガンマンと同じ俳優だとしばらく気がつかなかった。発射音がカッコええ。
犯人を追い詰めて行く過程で、スタジアムのライトがついて行くのはザ映画の演出で、ドンシーゲル監督のセンスが光ります。何度も観たくなる作品です。
モラルの無いイカれたヤツには、容赦はしない
何が悪くて何が良いか。それぞれの価値観。みんな違ってみんないい。加害者にだって人権が。悩み続ける主人公・・・ゴチャゴチャうるせぇ。ダメなモノはダメなのさ。多様性を履き違えて、当たり前のことも分からないようなら、このマグナムで今楽にしてやる。それが世の為ってもんサ。
なんて当時こんなメッセージが込められてたかは分かりませんが、モラルや秩序が混沌している今となっては別の意味で新鮮でした。
狐狼 ダーティハリー=イーストウッドの存在感、陰影のある大胆な撮影、洒落た音楽、タイトな演出、いい意味でのB級感!好きですね。
ゲーム映像感満載のCG全盛で目まぐるしいカット割りの映画が溢れる昨今、こういった古い映画をより観るようになりました。
多様性を都合いいように振り翳して身勝手に振る舞う人たちが多いと個人的には感じるこの令和こそ、こういった"アンチヒーロー"が気持ちいいです。
ダーティが先か、狂気が先か
WB35ミリ・フィルム・セッションズにて鑑賞。
狂気の悪に対するためには、狂気の正義で対抗するしかない。それを警察から逸脱してでも成し遂げようとするハリーの姿に、かっこよさとある種の恐怖を覚える。
44マグナムの迫力と決め台詞に痺れる。
粗いが、そこがいい。
音楽が渋くて、若きイーストウッドがなんとなくデビッド・ボウイに似ています(と僕は思うけど、似てませんかね?)。
ストーリーは現代映画のように「精緻」ではなく粗さが目立つのですが、逆に「そこが、いい」と感じました。ちょっとでもボーッとしてたらストーリーがこんがらがるような映画、苦手なんですよね。
犯人の恐ろしさ、という点では「映画史上屈指」ではないでしょうか。ラストのスクールバスのシーンは、まさに狂気でした。この犯人に比肩する(クレイジーな)悪役を思い出そうとしましたが、「チャッキー」とスピルバーグの『激突』しか浮かんできませんでした。
1970年代~の西部劇か
舞台を1970年代に移して、悪をやっつける型破りで法律を軽々と飛び越えてしまう(無法)刑事。世の中が移り変わったら、彼が制作していた西部劇はどうあるべきかっていう映画なのだと思う。そこで、ダーティ・ハリー。法律に則っていたら、悪とは戦えないよって。基本路線は似通っている。銃、暴力、殺人、女性の裸、無法、最後は一騎打ち。刑事なんだけれど、西部劇並みの早打ち、遠距離の相手も倒してしまう。
被害者の家族の苦しみなどは、描かない。悪を許さないって対抗心がメインか。そこは、彼のマカロニウエスタンの西部劇のヒーロー像と同様。被害者にも心を寄せない。ひたすらクールな仕事人。
マグナム、サングラス、ジャケット姿、決め台詞、決してうろたえない。西部劇のヒーローを刑事にしてみたということ。その記念碑的な大一作。
ハミ出し刑事三巨頭の一人‼️
今もサンフランシスコ市警(SFPD)の壁の名札には "ハリー・キャラハン刑事、出張中につき不在" とあるといわれています‼️1972年、アメリカで二人の不滅の刑事が誕生しました‼️「ダーティーハリー」のハリー・キャラハン刑事と、「フレンチ・コネクション」のジミー・ドイル刑事‼️これに「ブリット」のフランク・ブリット刑事を加えた三人を私は勝手に "ハミ出し刑事三巨頭" と呼んでおります‼️偶然にも演じる役者さん三人も1930年生まれの同い年なのです‼️それでこのハリー・キャラハン刑事‼️表彰ものの活躍も多いが、それ以上に始末書ものの勇み足も数多く、マグナム44をひっさげてダーティ(汚い、人が嫌がる)な仕事を軽々こなしていきます‼️今作はそんな "ダーティ" ハリーと殺人マニア "スコーピオン" の映画史に残る一騎打ち‼️無差別殺人を楽しんだり、電話で警察やマスコミを翻弄する劇場型犯罪だったり、証拠不十分で凶悪犯が釈放されたりと、当時のアメリカ社会の世相が反映されているストーリーも見事なのですが、やはり見所はアクションシーンですね‼️路上での銀行強盗との撃ち合い‼️建物の屋上でネオンサインをバリバリ割りながらの銃撃戦‼️大金を運ばされるシーン‼️スタジアムでの逮捕でサーッと引くカメラが素晴らしい‼️理不尽な法律に怒ったハリーのクライマックスの猛烈アクション‼️始めとラストに使われる名台詞「考えてるな。あと何発残っているか。実は俺にもわからないんだ・・・」‼️そしてバッジを河に投げ捨てるラスト‼️もうホントにたまらないカッコ良さですよね‼️そんなハリーを演じるイーストウッドのカッコ良さはもちろんなんですが、それに負けない存在感を発揮する悪党スコーピオン=アンディ・ロビンソンもヤバい‼️気味悪い笑い声と異常なほどの執拗さには、ハリーじゃなくてもブチ切れること確実‼️刑事映画史上のみならず、映画史上に残る名悪党ですね‼️
ハリー・キャラハン登場
サンフランシスコで連続殺人事件が起き、犯人からお金の要求が突きつけられる。
刑事のハリー(クリント・イーストウッド)は犯人を追い詰め、逮捕するものの、違法捜査で釈放されてしまう。
ハリーの堪忍袋がいつ切れるか、期待しながら見続けることに。
型に収まらない面白さ
始まり、1分もたたずに作品に連れ込まれるショット・・後にも、先にも、こんなインパクトの有るオープニング作品に私は出逢っていない。
さぁ、これぞ〔映画〕
「面白い作品を創るゾ❗」っと言う思いの「彼等」集結した作品‼️
その魅力に酔いしれよう。
マグナムが火を吹く
もう何度も観ている。
S&W M29 44マグナム
新聞記者2人の原作だ。映画にもなったね。
「ゾディアック」だ。
お前は、いま何発残ってるか考えているだろ?
英語のセリフ覚えたなあ。モデルガン買ってよく
遊んだ。ラロシフリンの音楽が渋い。
シリーズ第一弾、次も見るか迷う
アクション映画ということでもうイーストウッドにもう少し切れがあると思っていたが、どちらかというといつものように渋さの方が勝っていた。
それは西部劇の頃からそうであり、今も変わらない。
今の方が渋さがアルにしてもこの映画にも随所にそれが出ている。
リバティヒルズコップのエディーとは全く違う刑事の姿がそこにあった。
凶悪犯人は狂気じみていてサイコっぽかったので子供のバスを乗っ取ったときはどうなるかと思ったが、最後は正義が勝ったと言うことか。
ところでバスから最後に逃げた少年はどこへ逃げたのか?
イーストウッドは涼しい顔?して去って行ったが子供は気にならなかったのか?
終わり方が不自然に思ったけれど。
P.S. 結局、シリーズ5作全部見ました~
擦れるくらいにテレビで何回も見た
その暴力描写も興奮したし、当時の流行だった熱血の正義漢タイプの主人公を覆すクリント・イーストウッドの役作りにも魅了された。
もはや古典的な部類に入るだろうが、クールに自分の正義を貫く男を演じ続けてきたイーストウッドの源流をたどれば、ここに行きつくだろう。
マカロニウエスタンやローハイドには、どういうわけか食指が出ないんですよね。
2021.2.7
2012年8月第三回午前十時の映画祭にて
その後のイーストウッド監督作を観ている身としては、目指しているものがそもそも違うとはいえ、物足りなく思う。悪役は魅力的(極悪)だし、たがの外れた刑事像もわかるけど。
ゾディアック
このシリーズ、キチンと観た事なかったのですが、今回やっと観ました。
舞台が70年代のアメリカで、当時の、ファッションや車、街並み、看板など、とてもオシャレで、イカしてる♪
このクダリ毎回あるけど、アメリカ文化が大好きなので、すみません(笑)
敵対する犯人は、有名な連続殺人鬼ゾディアックを、モデルにしているようです。
若い頃のイーストウッドって、ヒュー・ジャックマンに似てますね。
けっこう面白かったです。
最後カッコイイな♪
70年代のTV刑事ドラマや80年代のマッチョ系アクション映画への多大な影響を与えた刑事アクション映画の金字塔
子供の頃から何度も何度も観ている映画ですが、やはりスクリーンで観るのは格別。改めて思うのは『ブルーサンダー』、『リーサル・ウェポン』、『ダイ・ハード3』といった80年代以降のアクション映画にあるノワール風味の源流は本作なんじゃないかということ。上司からパートナーとして押し付けられた大卒の新米刑事チコに現場の厳しさを叩き込みながら、彼の悩みにも理解を示す優しさを見せるハリーはやはりどこまでもカッコよく、半世紀が経っても全く何も色褪せない。ラロ・シフリンのスコアもやはり映画館で聴くのは格別。刑事アクションの劇伴はこうあるべしという嚆矢であり、70年代に放映されたTVの刑事ドラマの劇伴にも影響を与えたことを確信しました。
現代のウェスタンと見れば、まぁ及第点。
古い価値観でのヒーローだろうが、単純な勧善懲悪の中のヒーローと見るべきだろう。ガキの頃見た時は、単純にカッコ良かったが『ミリオンダラー・ベイビー』を見てからは、イーストウッドに対して、偏見を持つようになった。現代のウェスタンと見れば、まぁ及第点。
5作まで見てみようと思う。
【44マグナム弾が炸裂する、クリント・イーストウッドが米国映画界に鮮やかに降誕した作品。米国憲法修正第4条に激しい怒りを叩きつけた作品でもある。】
ー 私事で恐縮であるが、今作は映画好きの両親からTVで観る事を許されなかった作品である。
だが、そう言われれると観たくなるのが人の性であり、中坊時にTVで見た際には犯人のスコーピオンがスクールバスに乗っていた幼子たちを人質にし、”漕げ漕げ漕げよ!”という童謡を強要するシーンは、未だにトラウマに近い感覚で、覚えている。-
◆感想
・ハリー・キャラハン刑事を演じたクリント・イーストウッドの、時に法律スレスレの行為で犯人を追い詰める姿が、それまでの米国アクション・ムービーの枠を超えた作品である。
- 今作が、その後の刑事ものの米国映画に与えた影響は計り知れないと思う。-
・犯人役の知的で、残虐で、法を盾にするスコルピオンを演じたアンディ・ロビンソンの怪演も忘れがたい。
- アンディ・ロビンソンは今作のイメージが強すぎて、その後、作品に恵まれなかった。
それだけ、今作での彼の演技のインパクトは大きかったし、今作の価値を高めていると思う。-
<今作は、それまでアメリカ映画が踏み込んでいなかった領域に踏み込んだ、画期的な映画である。
決して爽快な映画ではないが、当時の(現代でも)アメリカで起こっている悲惨な事件に対し、”悪には悪を持って制する”というスタンスを綺麗ごと無しに描いた作品である。
結果論かもしれないが、「グラン・トリノ」を代表とする今作後のクリント・イーストウッドの映画製作姿勢の礎になっている作品であると、私は思う作品である。>
ホットドッグと黒ビール
始まりの方で クリントイーストウッドがホットドッグを食べながら黒ビールを飲む場面がとてもうまそうで印象に残っている。真似してホットドッグを食べながら黒ビールを飲んでみたらとてもおいしかった😁
凶悪犯人役のアンドリューロビンソンがとても良かった。
やっぱり映画は悪役がうまくてなんぼでしょ。
幼稚園のバスを乗っ取り 犯人が子供達をうまく騙そうと歌を歌わせるが だんだん犯人が焦りだしイライラしはじめて子供達が怖がりだす。そういう持っていき方がうまいな思う。
絶対的傑作
今年の見初めの一本。
イースト君の最高傑作であると同時に、全映画の中でブリットと並ぶ最も好きな映画です。
タイトルバックの超絶カッコよさ、イースト君のカッコよさもシリーズ中ダントツです。
ただし、個人的は話し。もう何十回も観てますんで。
でも、刑事モノが嫌いでなければ普通の人ならかなり面白いと思いますよ。
全51件中、1~20件目を表示