旅立ちの時のレビュー・感想・評価
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もし・・・だったら・・・
今まで一体どんな作品でどんな役を演じていただろう、今の映画界でどんな立ち位置で活躍してただろう・・・・
故Rフェニックスの美しくも影のある表情一つ一つを見るにつけいろいろなことに思いをはせてしまう。この作品は社会派の巨匠Sルメット監督の代表作の一つ。やるせない親子の在り方。そのやりとりにRフェニックスの生い立ちが垣間見れるような気がして切ない。原題のRunning on Emptyも彼の心を反映していたかのように思えてしまう。私生活で最期に至るまでの詳しい経緯は知らないし、また直接の原因が麻薬ということなので過度に美化してもいけないのでしょうが、それにしてもこの人のオーラが今いるどの俳優をも寄せ付けないほどの魅力を放っていて、その無限大の可能性が惜しまれます。
遠い昔に亡くなってしまった人を今更嘆いても仕方がないことはわかってるけど、少し感傷的な思いにふけってしまった秋の夜長でした。
フリーダム
いい映画でした。
主人公のダニー、なんていい子なんだ。あんな不遇な生活を強いられながらも親想い。
自由になったその後のダニーも観てみたいと思いました。
リバー・フェニックス の好演が光る。若くして亡くなられたのが残念ですね。
リバー三部作の一つ
リバー・フェニックスの作品を3本上げるとしたら
必ず上がる作品
(※あとの2本、個人的にはスタンドバイミーとジミー)
なのにヒロインがブス!
アメリカって広いよね?
人材も数多いるよね?
なのに何でこの子???
これなら同じ枠組みで
ほぼ同世代の
トリ・スペリングで良かったと思いました
しかもこの子は後世で特に活躍もしてないし
リバーの演じた傑作台無しです
そこだけで-1.5点です
BSで視聴して最高に気に入ったのでDVDを探してゲットした。 古い...
BSで視聴して最高に気に入ったのでDVDを探してゲットした。
古い映画。
ストーリーが良い。
会話が面白い。
何よりも、このような終わり方が最高だ。
感情が盛り上がるシネマでした!
容姿端麗、演技も上手、非の打ち所がない彼、リヴァー・フェニックスが、なぜ薬物に溺れたのか。凡人の私には理解できないが、悩みは深かったのだと思うしかない。生きていれば、本当にいい映画を見ることが増えていたと思うと残念でならない。「旅立ちの時」はラストシーンを頂点に随所に感動と考えを深めることのできる名作だと思う。
彼女、マーサ・プリンプトンの部屋には、彼女の性格を表わすかのように、いろんなポスターが貼ってある。チャップリン、ボブマーリー、そしてジェームスディーンのポスターには、夭折した二人の名優の死が暗示されていて驚く。いい映画に出会えました。
「Running on empty」「旅たちの時」 リヴァー・フェ...
「Running on empty」「旅たちの時」
リヴァー・フェニックス、存命だったら53歳かぁ・・。
どんな俳優になって、どんな作品で演じていたのだろう・・。
あの「スタンド・バイ・ミー」での クリスは忘れられない。
劇中の名言「I never had any friends later on like the ones I had when I was twelve」
だけど、twenty、thirty、fifty でも I never had any friends later on like the ones はあるとは思う♪
で この映画、このオヤジ、ただのモラハラ、DV じゃねーの??なんて思ったり・・。
もしかして、ダニーは実の子じゃなかったんじゃね?とか・・
才能、可能性を見出してくれる人との出会いは大事だよなぁ・・それが人生の全てじゃなかろか?
才能だけではなく、その人の隠れている本質というか・・長所というか・・そういうものを共有できる出会いが、人と幸せにするのだろうなぁ・・♪
親子の愛が素敵でした。
家族と一緒にいたいとの思いで、親も子も悩み結果を出しきれない切なさ。
お嬢様だった母親が貧乏な生活の中に、幸せの時を見いだし楽しく暮らすのは、天晴れでした。
2人の息子も賢く優しく成長していて、育児をさせてもらった時間を振り返って、彼らは素晴らしい。
はやく独立をと意識し過ぎたと反省しました。
親子の時間は期限があり、かけ甲斐の無いこと再認識しました。
本当に良い映画でした。
ボブ・マリーもブラームスも同じ芸術だと思う。
『才能』の対岸に『反戦活動』があると言うのか?
この親達の活動は『テロ活動』であり、『反戦運動』とは言えない。同じ流れを組むテロリストが銀行強盗する訳だから『反社会的な集団』と判断する。
それは兎も角、弟の運命はどうなるのか?それが気になった。だから『社会活動なんかにのめりこまずに、自分の人生を大事にしてね』とこの映画は言っている様に聞こえる。
ボブ・マリーもブラームスも同じ芸術だと思う。
この映画はあり得ない話で、親子の別れをデフォルメして描いていると判断した。だから、共感できる部分もある。
アメリカは『ベトナム反戦、原発反対運動、性的マイノリティー、人種差別、アナーキスト、組合活動』を『反共』と一つの価値観で括ってきた歴史がある。そして、実質『共和党と民主党』のみ。つまり、ニ党の政策で紡いで来た国である。果たして、それが自由と民主主義の国と胸を張って言えるのか?と僕は感じる。勿論、暴力的な行動は駄目だし、コミュニズムが達成出来ない事は歴史が証明してくれた。
リヴァーフェニックス推し!ですが、話も好きかな。
映画に行く資金が無い高校生のときに友人たちと、映画公開後すぐにビデオレンタルして見ました。リヴァーフェニックスがかっこいい!、ストーリーも当時の自分の年齢設定があっているせいか、胸に響きました!。
社会人になってからも一度見たかな、久しぶりにまた見たくなった。
子供が大きくなったら、一緒に見たい映画です。
リヴァーフェニックスと尾崎豊は、生きていれば50代なんだけども。
50代になった姿が全く想像できないんだよな。
亡くなったから当然なんだけども。
死んだ人は年を取らないと、なんかの小説に書いてあったな。
なんていうか、生き急ぐタイプなんだよな~。
わたしから見るとタイプが似ている2人です。
年は取りたくないな~、って思うようになったな自分。
人生折り返し超えたしね。
年上だった尾崎とリバーの年を越えて、自分も人生折り返しか、複雑な気持ち。
結婚出来て、子供もできたのにはびっくりだね。
リバーと尾崎が生きることができなかった年齢、これから自分はどう生きようかな?。
大人になっても、さして10代の頃と悩みというか、考えることって変わらないな~と近頃思う。
世の中と、悩みと、考えるテーマがいつも同じだから、日常にただ慣れただけ。
つまらない大人になったな~と、しみじみ思う。
ある意味、一般的な大人なんだけど。
これからの若い世代の人や、自分の子供にはもっと世界に羽ばたいてもらいたいかな、生き急いでは欲しくないけど。
「自分の人生を生きろ(自分の道を行け?)」、そんなセリフを、リバーが親から言われたかと。
あれが好きだったな。
あの言葉に尽きるよね。
「どう生きるか?」、このことを、よく自分の子供にも話しているけど。
どんな大人になりたいか?
どんな仕事をしたいか?
親と同じ人生を生きる必要ないと思うし、若さは可能性の塊だと思う。
大人は時間(若さ)と引き換えに経験を得るから。
若いうちの経験は必須。
時間×経験=現在の自分
そういった意味では、若い人に見てほしいかな~、この映画。
最近、こおゆう映画あんまり無いんだよね。
いい映画なので、悩める若い世代の人に、ぜひ。
政治信条と子供の将来との家族の葛藤に涙が…
これまで多くのシドニー・ルメット監督作品
を鑑賞してきたが、
彼の描く世界の多くは、
「セルピコ」などに代表される
“社会正義と組織の腐敗”のイメージだった。
しかし、この作品は
珍しく“社会正義と家族の絆”にスポットを
当てた作品と言えるのかもしれない。
ところで、1988年のロードショー時に
購入したパンフレット作品タイトルは、
「旅立ちの時」ではなく
「リバー・フェニックス 旅立ちの時」との
表記。
映画冒頭のタイトルバックでは
メインキャストの母親役の
次の表示なのだが。
僅か23歳で早世した彼が
いかに期待の若手俳優だったかが
想像出来る。
その後、弟のホアキン・フェニックスが
「ジョーカー」でアカデミー主演男優賞を受賞
したことからも、
美しさを絵に描いたような兄リバーが
どんな俳優に成長していたかにも
思いが至るし、
ジェームス・デーンを彷彿させるような
悲劇の俳優の一人にも思える。
だから、私も短い期間に彼の出演作品
「スタンド・バイ・ミー」
「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」
「マイ・プライベート・アイダホ」
を劇場鑑賞出来ていたのは
幸運だったのかも知れない。
過激な反戦活動の結果、犯罪者となり、
子供達へも逃亡生活を強いる両親が、
最後は子供の将来人生を優先するまでの
家族全員の心の変遷を丁寧に描いた秀作。
携帯電話も無い情報環境の低い時代の話では
あるものの、
子供を転校させながらの逃亡生活に
リアリティがあるのかは分からないが、
私は、政治信条と子供の将来との家族の葛藤
に涙が禁じ得ず、
特に母親の子供への想いと共に、
父親の信念を捨てることのない中での
決断にも感動を覚えた。
キネマ旬報では、第53位の評価ながら、
私には心に残るルメット監督の作品の一つ。
因みに私のルメット監督ベストワン作品は、
「プリンス・オブ・シティ」です。
親の秘密
リヴァーフェニックス扮する高校生ダニーマンフィールドは、野球は命だと言った。しかし、ダニーの親には秘密があった。
息子が親の秘密のため音楽の才能がありながら大学をあきらめるとか恋に支障があるなんて事はかわいそうだね。それを聞かされた彼女もかなわんだろうな。親を捨てるか、彼女を取るか。しかし彼女の親もかなわんだろうな。子供を犠牲にする覚悟の無い親の話なんてね。子供が親を支え様として、つらさはよく分かるな。
気持ちが、揺れ動く
デビュー前の彼は状況や環境は違うがダニーと近い生活を送っていただろうしヒロインのM・プリンプトンとはリアルにカップルだった訳でR・フェニックス以外に演じることが出来る若手俳優はいないでしょう。
このカップルの自然な遣り取りにキュン!とさせられてお互いの繊細な演技に魅了されてしまう。
全く関係の無い子供たちを振り回して勝手な両親だと思っていたがチャント考えていた訳でダニーの為になる行動を取り安心した。
R・フェニックスは素晴らしい俳優だったと再認識させられる作品です。
素晴らしい青春映画
題名の通りの映画だった。青春映画って感じ。リバー・フェニックスの何か悲しげな演技も良かった。とても温かい雰囲気の家族。観た後はこっちまで温かくなった。特にラストが好き。ハッピーエンドなのかそうではないのか分からないが、爽やかな気持ちになる。名作だった。
翼をもいじゃいけない
国に逆らっても正義を貫く両親をもつ子どもの普通な子どもと異なるというモヤモヤと、子どもに自由を与えたいと思うのに与えられない親の葛藤が描かれる。
この葛藤にどう対処していくかは普遍的な親子の課題だ。マイノリティーな立場に立つ親の子は、周りにバツの悪い引け目を感じて生きている。彼らがそれによって大きな一歩を踏み出せないことがあるということを、社会全体が知り彼らの翼を折らないようにしないといけない。そう思った。
こういう家族愛は共感できる
家族愛がテーマって苦手なジャンルなのですが、これは受け入れられました。心に滲みました。ラストがいい映画って本当に素晴らしい。これもそのお手本のような映画。
すごい偶然だが、この映画の前に観たのが「ダークブラッド」リバーフェニックスのことをそこで初めて知り、そしてこの映画では彼だとは全く気づかないまま、何て魅力的な青年だろうと思って観ていて、皆さんのレビュー読んでこの偶然に感動しました。
一生大切にしたい映画◡̈♥︎
公開時に映画館で観てから、ずっと1番好きな映画。
何年かに一度観ては自分の年齢と共に感動するシーンの変化も観方も変わってくるから、きっと一生大切にしたい作品。
ハリウッド映画でもリバーフェニックス以上の俳優に出会いたいけど難しい。
まだまだ観なきゃ駄目な名作があるもんです
1988年アメリカ映画。115分。巨匠と呼ばれているのは知っていたが、本作が観るのが初めてのシドニー・ルメット監督の作品でございます。主演は、「かっこいい」という形容詞だけでは済まされない未曾有のオーラを漂わせる故リバー・フェニックス。
主人公は逃亡中の反戦テロリストを両親に持つ17歳の青年。2歳のころからアメリカ国内を家族で逃亡しつづける人生を送っています。新しい逃亡先の町の高校に転入した主人公は、ピアノの才能を音楽教師に見いだされ、教師の娘と恋に落ち、それが家族の運命を大きな岐路に立たせる。
こんな複雑な境遇の役を当時18歳だったリバー・フェニックスは、とても説得力のある演技をしているのだから、すごいと思うし、痛々しい。そして画面の隅にいても、視線が思わずそっちにいってしまう神々しさがあります。
昔、借金取りと警察に追われ、夜逃げをしていた家族の息子と、友達だったことがあります。父親は最後に自首し、息子は母親と一緒に住んでいました。彼と会う前に本作を観ていたら、もっと関係が長続きしたかもと思ってしまいました。
大人になっていく内に、ある意味、善悪の境界線が分からなくなってくると思わされる現在のわたくしは、本作のあまりにも善き人である主人公の青年を観て、とても心が洗われました。
親の責任というものも、とてもうまく描かれていた作品です。
出会えて良かった映画です。
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