「炭鉱夫の息子は夢を見る」遠い空の向こうに 猿田猿太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
炭鉱夫の息子は夢を見る
何故、鉱夫の息子は父を逆らい、自分の夢を描こうとするのか。ただ、炭鉱が嫌なだけ? 純粋な気持ちで夢を追っているのでは無く、夢に逃げたい、ただそれだけ? って思ってしまうところですが、まあ、それが原動力であっても良いのかも知れません。苦手な筈の数学に挑み、自分の無実を説明しきったのは流石です。それほど「好きであること」が力であるのか、思い知らされたような気がします。しかし、それまで家庭を守ってきた父親の心情を責めたくはないものです。
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