「ジョン・コーフィーの姿がすべて」グリーンマイル M.Kotaroさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョン・コーフィーの姿がすべて
ずいぶん前にDVDを観たのですが,先日クロエ・グレース・モレッツ主演の「キャリー」を観てキングの原作「キャリー」を再読し,その流れで「グリーン・マイル」も再読。そこから映画版へと至った次第です。
映画版は原作をおおむね忠実に再現していますが,細かな心理描写は原作小説の方が勝っているため,感動も原作に軍配が上がります。
とはいえマイケル・クラーク・ダンカンが演じるジョン・コーフィーの巨体が拝めるだけでもこの映画は一見の価値あり。ミスキャストで原作のイメージをぶち壊してしまう映画は多いですが,その点「グリーン・マイル」は心配無用。トム・ハンクス演じるポール・エッジコムもばっちりです。
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