劇場公開日 2000年4月15日

「東西冷戦下が舞台の反戦アニメ」アイアン・ジャイアント tktkさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0東西冷戦下が舞台の反戦アニメ

2021年8月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

核の驚異を教える主人公の通う学校や、のどかだけど噂好きなおっさん達が住む閉鎖的な環境など、そこはかとなく不穏感が漂う世界観。そんな環境で9歳児が周りの大人達に内緒で未知の巨大ロボットを飼おうとしたらパニックになるのは当たり前だと思うが。
「ロボットは危険じゃないよ!」と言ってるけど、既に発電所や森林破壊、列車事故起きてるよね。ミサイルの盾になって危険じゃない事を証明するラストで「なりたい自分を目指してる輩の為に犠牲になるのは嫌だな」と思いました。
苦労症のママが自称芸術家のオジサンとイイ仲になっても、あまり幸せな家庭は築けなさそう。
それとアトムや鉄人28号を悪者キャラにしてたけど、スタッフに日本アニメや漫画嫌いがいるの?と不愉快でした。

tktk