劇場公開日 2000年4月15日

「名言が大人の心に響く 巨大ロボットと少年の友情物語」アイアン・ジャイアント 美味しいお肉食べたいさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0名言が大人の心に響く 巨大ロボットと少年の友情物語

2020年4月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

 メイン州の小さな港町に暮らす9歳の少年ホーガースは、森の中で人懐こい鋼鉄の巨人アイアン・ジャイアントを発見する。友情を育む2人だったが、巨大ロボットの目撃情報は瞬く間に広まり、ほどなくして政府のエージェントが派遣されてくる。

 批評家や映画ファンから絶賛を浴びたものの、スタジオ側が宣伝しなかったために興行収入的にはいまいちだったそうです。初の長編となったブラッド・バード監督は、本作で認められた結果ピクサーに招へいされ、「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレディ・プレイヤー1レストラン」を手がけることになりました。

 「レディ・プレイヤー1」でも活躍していたアイアン・ジャイアント。目の動きで感情を表現し、大きい体で子どもみたいに手をぶんぶん振るかわいらしさが光っていました。字幕版では「ワイルド・スピード」のビン・ディーゼル、ドラマ「フレンズ」シリーズのジェニファー・アニストンが参加しています。

 昔から好きな作品でしたが、大人になって見直すと、今の自分に深く響くセリフがありました。

 「他人がどう思おうと関係ない。自分を決めるのは自分自身だ。自分のなりたい自分になればいい」

 物語の終盤、ホーガースからこの言葉を聞いたアイアン・ジャイアントの決断が泣かせます。

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美味しいお肉食べたい