ゴースト・ドッグのレビュー・感想・評価
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アンドリュー・シリルのフリージャズ 難しい話だけど、フランス映画見...
アンドリュー・シリルのフリージャズ
難しい話だけど、フランス映画見たく、めちゃくちゃじゃないだよね。
もう一度診たくなる映画。
レゲエとかフリージャズとかヒップホップまで。音楽が多くて、普通あまり聞けない音楽。それだけでも、いい映画。
主人公が拳銃を撃ったあと懐のホルダーに収める動作が刀を収める様な手法を真似るのがかっこいい。けど、やっぱり、拳銃どうしは殺陣と違って、アクションは面白くない。
すごく面白い
先日、シネウインドでジャームッシュ特集をしていて見逃したのをNETFLIXで見たら、すごく面白い。公開当時もジャームッシュなんかどうせスカしているだろうとスルーした。先日の特集でも『コーヒー&シガレッツ』などという本当にどうでもいいものを見て、こんなに面白いのをスルーしてしまったことに大後悔だ。
ヤクザが高齢化している。殺し屋が凄腕なのだけど、地に足のついた凄腕ぶりで、特に超人ではないところがとてもいい。通信手段が伝書バト。鳩がたくさん殺された場面は心が痛い。フランス語のアイス屋、読書好きの女の子など、友達づきあいがほほえましい。高級車を盗むのが楽しい。
武士道を信条にしているのだけど、依頼人のヤクザは主君のような忠誠の対象とはちょっと違うと思う。
よくわからなかった
・葉隠れを読んで武士道に何でそこまで気持ちが入っているのかが知りたかった。
・主人公が鳩の中で昼寝してて臭そうだなぁと思った。
・今時伝書鳩?っていう感じぽかったのに、鳩を大量に飼育している人が小さそうな町なのに三人もいて驚いた。
・全員がフィリックスなどのアニメを観ている感じが良かった。異常な街っぽさが出てた。
・屋上で船を作ってるスペイン語しかわからないんだっていうおじさんが面白かった。
・殺し屋なのに何で襲われてた過去があるのかが気になった。その後に強くなったのかなと思うけども。その恩を死ぬまで守る、それが武士道っていうのも不思議な感じがした。
・町の人達が、よっ!ゴーストドッグ的な感じで挨拶する関係なのに友達は言葉が通じないアイスクリーム屋っていうのがよくわからなかった。
・町のマフィアが皆おじいさんなのがとても面白かった。ボスの娘に手を出したから殺せっていう事で殺されたのが若手っぽかったけどまぁまぁ年齢がいってて驚いた。難はありそうだけど、殺してファミリーの存亡は大丈夫か?と思った。部下もみんな肥満体系だったりで動きが鈍いしボスもボスの右腕?もだいぶ焼きが回ってる感じで怖いんだか怖くないんだかわからなくなった。
・フランス語しか話せないアイスクリーム屋との会話はどうなっていたのかわからなくて混乱した。
・遠くの家でマフィアのファミリーは何をしていたのか気になった。わざわざ隠してあったライフルでボスを殺そうとしていたけど、何で誰も見つけられなかったのかが気になった。
・路上の夫婦?から服を奪っていたけど、何で二人分?と思った。あと、服が青かったっけ?とか。あと、足のつきそうなものを何故、親友に?とも。
・刀を振り回してる様子の真似事感が凄くて良かった。
・カーステレオのCDプレーヤーのエフェクトの雰囲気が懐かしくて、うわー…ってなった。今、もしも車を盗んでも音楽はかけられないかもなぁと思った。いちいちBluetoothつなぐわけないだろうし。
・全体的に謎の多い人たちが多くて気持ちがなかなか入らなかった。
1999年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️⭐️✨
『JIM JARMUSCH Retrospective 2021』にて鑑賞(初見)。
"武士道"を愛し、日本人の"不思議な"精神性を理解しようとした、"肝の据わった"男の物語。
その揺るぎない純心さで、悪をバッタバッタとやっつけていく姿はカッコ良く、ラストの決闘さながらの場面も決まっていました。
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