「韓国映画のダイナミックさを見た。」シュリ M.Joeさんの映画レビュー(感想・評価)
韓国映画のダイナミックさを見た。
1999年に韓国で大ヒットした映画。それから25年4Kデジタルリマスターでクリアな映像となって公開された。もともとの映画は見てなかったが、大スクリーンで見れるとあって行った。
★北朝鮮が送り込んでくる精鋭の秘密部隊は韓国で多くの主要人物の暗殺を実行していく。その犯人を追って韓国側との激しい銃撃戦が何度も繁華街などで繰り返される。前半はそんな展開が次から次へと続くのでちょっとやり過ぎ感はあった。
が、後半からそこにさまざまな人物との関係が明らかになり、物語が複雑に絡み合い展開していく。時代は、ワールドカップサッカー日韓大会の頃で、南北朝鮮の融和が進んでいたころの設定にもかかわらず。
★クライマックスはとても良かったと思う。エンターテイメント性も高い。フライヤーには、「南北に横たわる悲しみと、平穏な日常に輝く愛のコンストラストが一層際立ち、ラストの圧倒的衝撃はより深く胸を震わす。」とある。ハン・ソッキュ、ソン・ガンホ、チェ・ミンシクなどそうそうたるキャスト。
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