劇場公開日 2024年9月13日

「キッシンググラミー。そしてシュリ。」シュリ はるたろうさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5キッシンググラミー。そしてシュリ。

2024年9月20日
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鑑賞方法:映画館

公開から25年。大好きなシュリのリバイバル上映行ってきました。確かこの作品が私が初めて劇場で観た韓国映画だったと思います。dvdも買って家でもよく観ていました。今回久々の観賞でしたがやっぱり面白い。

ハリウッドを越えたとまで言われたアクションシーン、切ないラブストーリーとしての見応えも十分、そしてなにより南北による長い分断、対立を映画というカテゴリーで発信したことは大きかったのではないでしょうか。今でこそ誰もが知る問題ですが、当時の私はこの事に感心を持ったことすらなかったと思います。

北から送り込まれた精鋭部隊によるある化学兵器の強奪計画。次々命を狙われる科学者達。真実に迫る韓国情報部隊が追う北の女性工作員。いきなり血潮飛び散る激しい命懸けの訓練シーンから始まり、最後まで全く止まることなく駆け抜けてゆく展開はまさに圧巻です。泣けます。

はるたろう