「あのビッグネームも出演」シュリ 佐分 利信さんの映画レビュー(感想・評価)
あのビッグネームも出演
四半世紀の時を経て、リマスターされた本作。韓国で制作された映画をそうと意識して観たのはこの作品が初めてだった。
一方的に北を悪役に描く訳ではなく、南北分断の根深いところを描き、単純な二項対立の物語に回収しないところに感慨を覚えたものだ。このレベルの作品を引き続き生み出すことになれば、この国の映像コンテンツは日本で、世界でヒットを連発することになるだろう予想は見事に裏切られ、個々の作品がヒットするどころか、韓国の映画、ドラマ、ポップミュージックが日本のあらゆる世代に受容される状況が
20年続いている。
その当時は韓国の俳優をほとんど知らなかったので、主人公の相棒役のソン・ガンホ、北の特殊部隊のチェ・ミンシクは印象的ながら、その名前を知らなかった。しかし、この度の再鑑賞によって、思いもよらぬビッグネームの顔を発見する。
エビローグに入ってからの、主人公を尋問する一人が若きファン・ジョンミンではないか!
韓国の俳優でもっとも好きな彼にここで出会えるとは、なんと驚きの発見だろう。
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鑑賞日2001年登録日2014/09/01評点:-点鑑賞方法レンタル/DVD 鑑賞費用0円誰と観た一人3D/字幕字幕メモ
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