「素晴らしい映画だ」シュリ お菊の皿さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしい映画だ
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日本で公開当時、評判を聞いて見に行きましたが、正直あまり期待しないで行ったのですが、韓国映画のレベルの高さに驚きました。それと、朝鮮半島に暮らす人達の複雑な感情をほんの少しだけ、理解できたような気がしました。愛と憎しみ、信頼と不信。相反する感情が描かれており、自分の気持ちも揺れ動きました。一度観ているので、結末は分かっているのに、ハラハラしながら見ていました。正義と職責は果たしたものの、最愛の人も無二の親友で戦友のような相棒も亡くした主人公の絶望と深い悲しみに、慰める言葉も見つかりません。美しく少し悲しい音楽、それと済州島の綺麗な景色と相まって胸を打つラストシーンです。
日本公開から、24年ですか…。ハン・ソッキュもソン・ガンボも年取ったな、そして自分も。
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