「ブラピが若い」セブン マルボロマンさんの映画レビュー(感想・評価)
ブラピが若い
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サイコサスペンスの傑作。ドキドキ度、尺、分かりやすさのバランスはピカイチ。ブラピの汚れ役も、フリーマンの老獪さも、スペイシーの顔芸もどれもずっしりと見応えあり、何より起承転結の転換点が絶妙だ。満点に近い。
ただ、これ、2点肝心かつ重大なところが引っかかる。1点目は最後にミルズも死なないと大罪に対する粛清は成立しなくないか?そして奥さんの死は大罪に対してではないだろ。2点目は家をつきとめた時の大立ち回り。あれ、死んでてもおかしくないよね?ジョンドウの殺しに対する軽さが垣間見えてしまい、大罪の意義が薄まってしまう。惜しすぎるところだ。
ブラピの代表作を聞かれたら、自分はワンハリか本作を選ぶ。
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