「異世界なTOKYOストリート!」ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
異世界なTOKYOストリート!
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"ワイルド・スピード" シリーズ第3作。
Amazon Prime Videoで2回目の鑑賞(吹替)。
前2作とは完全に独立したストーリーが展開し、本格的な日本ロケが行われた3作目。シリーズとしては現時点で最後の本格カー・レース映画となった本作ですが、クライマックスのレース・シーンはなかなかの迫力でした。
日本を舞台にした意味はあまり無かったように感じられました。日本で実際に撮影されているにも関わらず、日本人が観ると違和感を抱くものになってしまう不思議さよ…
東京中不良の巣窟みたいに感じられたし、中盤の見せ場であるカー・チェイスなど、まるで異世界のストリートを爆走しているようでした。渋谷であんなこと出来るのだろうか?
警察が全く絡まないのも違和感増長の原因。高速道路をスピード違反しても、パトカーの速度を上回る速度が出ていたら見逃さざるを得ないって果たして本当なんだろうか?(笑)。
日本人キャストが出演しているのは嬉しい限り。ブレイク前にオーディションで役を勝ち取ったと云う北川景子や、スターター役でカメオ的に出演していた妻夫木聡も良かったですが、やはり千葉真一(J・J・サニー・千葉)の貫禄はヤバい。
若い出演者の多い中、画面に登場するや作品全体の背筋をピンと伸ばす作用があると云うか、一気に引き締まったようで、それを感じるだけでも一見の価値があるように思いました。
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