「恐ろしい女」ヴェロニカ・ゲリン こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
恐ろしい女
麻薬撲滅のきっかけとなった女性記者をヒーローとしてではなく一人の身近な女性として見事に描ききった良作。
撃たれてもなお闘志をもやすのに、直接屋敷に訪ねて行って、殴られたときにより激しく衝撃をうけているのはなんでだろう?とおもったけど、そんなのは理屈でなくむきだしの敵意と暴力にさらされてしまった自身を感じたからなのかもしれない。
はたして自分は彼女ほど自分の何かを賭けて仕事してるだろうか?
彼女の生き様をみよ。
演じきったケイトは恐ろしい。
どの映画をみてもまったく顔が違う。どれだけ底なしの引き出しをもっているのだろう。
すごい美人でもないのになぜ次々出演してるのかなあと思っていたが、この映画を観て理由が分かった。
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