「ただのエロティックサスペンスではない!3人の愛憎劇の演技が素晴らしい!」運命の女 うさぎさんの映画レビュー(感想・評価)
ただのエロティックサスペンスではない!3人の愛憎劇の演技が素晴らしい!
終始、ダイアン・レインの美しさには圧倒される。そしてフランス人オリヴィエ・マルティネスには、女だったら誰しもがメロメロになるだろう。
強い風の日の運命の出会いから、不倫に溺れていく。彼に会いたくて会いたくてたまらない気持ち、一方で夫と子供がありながやの不倫の背徳感に蝕まれる。その葛藤がとても良く表現されていた。
後半は、愛する妻を若きプレイボーイに寝取られたリチャード・ギアの嫉妬に狂う様が印象的。衝動的に殺人を犯してしまうほどの憎しみに、深く同情する。
警察の前に止めたエンディング。あぁ、あの時、彼の部屋に行かず、タクシーに乗っていれば…と哀愁が漂う最後だった。
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