劇場公開日 2003年1月11日

「ただのエロティックサスペンスではない!3人の愛憎劇の演技が素晴らしい!」運命の女 うさぎさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ただのエロティックサスペンスではない!3人の愛憎劇の演技が素晴らしい!

2025年2月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

萌える

終始、ダイアン・レインの美しさには圧倒される。そしてフランス人オリヴィエ・マルティネスには、女だったら誰しもがメロメロになるだろう。

強い風の日の運命の出会いから、不倫に溺れていく。彼に会いたくて会いたくてたまらない気持ち、一方で夫と子供がありながやの不倫の背徳感に蝕まれる。その葛藤がとても良く表現されていた。

後半は、愛する妻を若きプレイボーイに寝取られたリチャード・ギアの嫉妬に狂う様が印象的。衝動的に殺人を犯してしまうほどの憎しみに、深く同情する。

警察の前に止めたエンディング。あぁ、あの時、彼の部屋に行かず、タクシーに乗っていれば…と哀愁が漂う最後だった。

うさぎ