「前情報なしで観るのを推奨、苦手ならリタイアしましょう。」スリーパーズ Raiさんの映画レビュー(感想・評価)
前情報なしで観るのを推奨、苦手ならリタイアしましょう。
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悪ガキたちがイタズラしてた時に誤って人を事故死させてしまうところから物語が動く。
実話かフィクションか、おもしろい作品。
復讐もの。
復讐の方法が
直接的間接的殺害 刑務所送り 社会的に抹殺と色々なバリュエーションがあり
ただ単に殺して終わりの復讐ものとは少し違いがある点良かった。
大人になってから罪を犯して、同じ囚人にこういうことを強要されたってのはよく聞くんだけど、この子らは子どもスタートで受けているからダメージが違いすぎる、まだ自我?自分の指針のようなもの?自分が何か知れている大人と違い、そういうのがまだ不安定なままと思うんだね、受け取り方が違いすぎるってことがよく分かった。
汚職警官となった看守に復讐するために準備した証拠らに抜け目がなく完璧で、
驚いた刑事にスカウトされた時に返したセリフが秀逸。
「刑事になってみないか?」 (間) 「正義を捨てて?」
彼の中では、刑事になる一歩目がまず正義を捨てるところからなんだ。って
そこまで正義やヒーローてきなものは彼の中から現実に存在しないファンタジーの存在として薄れてしまっていたんだ。ってここのセリフだけで色々想像できてしまった。
こういうところだったり、
少年院の中での感情とか心の中の表現が生々しすぎて、どこまでかはわからないけど似たようなことが本当にあったんだって自分の中では思った。
最後の会食で救われたよ、ありがとう。
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