「ずっと苦しいが最後の最後に・・・」戦場のピアニスト うめきちさんの映画レビュー(感想・評価)
ずっと苦しいが最後の最後に・・・
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この映画はドイツ兵から逃げながら飢えをしのいで耐えるシュピルマンが長い時間描かれずっと苦しい。
でも多くのユダヤ人が虐殺される中で最後まで生き残るシュピルマンの精神力の強さと運のよさはすごい。
最大の幸運は、ドイツ将校のホーゼンフェルトに会えたことだと思う。このシーンで2時間近くずっと苦しいところからようやく解放された。
ホーゼンフェルトはなぜシュピルマンを助けたのだろう、シュピルマンのピアノを聴いて、どういう気持ちだったのだろう?映像を観てるだけではわかりづらい。
気になったので後から調べてみると、ホーゼンフェルトはもともとポーランド人やユダヤ人を秘密裏に支援していたとのことでした。こんな鬼畜の所業がなされている中で、ドイツ人の中にもまともな精神をもつ人がいたのだということを知り救われる気持ちになった。
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