「二度とあってはならない。」戦場のピアニスト しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
二度とあってはならない。
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第55回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作。
レンタルDVDで2回目の鑑賞(吹替)。
ナチス・ドイツのユダヤ人への迫害が壮絶極まりなかったです。人間の所業とは思えませんでした。目を覆いたくなる場面ばかり。国家の洗脳の怖さを実感しました。そして、そんな状況を容易くつくり出してしまう戦争の恐ろしさも…
ゲットーで強制労働させられたり、地下活動に協力したり、迫害から逃れるために隠れ家を転々としなければならない日々に、胸が張り裂けるほどの悲しみを覚えました。
こんな過酷な状態が日常だったのですから、その心中や如何ばかりか。とても今の暮らしからは想像もつきません。その歴史があっての今、私はなんと幸福なのだろうか?
とにかく、こんなことは二度とあってはならない。
※修正(2023/03/02)
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