「指揮官の苦悩」ティアーズ・オブ・ザ・サン bluetom2000さんの映画レビュー(感想・評価)
指揮官の苦悩
簡単に終わらせることもできる。それが命令だ。だが人道的にはきつい。命令に背く責任はとれるにせよ、部下の命を守れるか。そんな葛藤が感じられる。
結果的に部下全員がついてきたが、それは軍人だから? 上官の意思が分かって、意気に感じて行動を共にしたのか? 後者なら、チームの信頼関係はすごいと思う。
人種とか宗教とか、生き方と関係なく差別から人を憎み殺す、戦争に発展する。そういう憎しみや争いはなくせないのか。あらためて思い知らされる作品だった。
モニカ・ベルッチの医師の強さが印象に残った。
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