劇場公開日 1984年4月

「【以前の投稿をアップデート】 終始、アル・パチーノさんの迫力の演技に圧倒される」スカーフェイス Jettさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0【以前の投稿をアップデート】 終始、アル・パチーノさんの迫力の演技に圧倒される

2022年8月21日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

午前十時の映画祭14で鑑賞
初公開時は劇場、以降は自宅のDVDで何度も観てきましたが、この度 約40年ぶりに劇場の大きなスクリーンと迫力のサウンド、しかも4Kソースの綺麗な映像で観ることができて素晴らしい体験となりました

ブライアン・デ・パルマ監督のスリリングでサスペンスフルな画づくり、終始緊張感漂う編集と音楽、全てが素晴らしい
さらにアル・パチーノさんの全編通しての鬼気迫る演技とクライマックスのとてつもないド迫力の銃撃戦に圧倒されます

そんな傑作中の傑作を再び劇場で観られることができて感動ひとしおでした

↓↓↓ 以下、以前の投稿

終始、アル・パチーノさんの迫力の演技に圧倒される

骨太で重厚な作品を撮り続ける巨匠ブライアン・デ・パルマさんがエネルギッシュに描く、キューバからマイアミに渡った男が老舗ギャングを相手に命を張って成り上がり果てていく栄枯盛衰の物語

3時間弱の長尺を全く感じさせず、グイグイ引き込まれ、あっという間に終わってしまいました

1980年の全米屈指の犯罪都市マイアミを舞台にした緊張感漂う映像と、アル・パチーノさんの迫力の演技に圧倒されます

けっこう強めのバイオレンス描写がちょこちょこあるため、苦手な人や子供含めた若年層には刺激が強すぎ、注意が必要です
私が初めて観たのも1984年の劇場初公開時で、中学生だった私には特に前半で出てくる主人公の弟がチェーンソーで切り刻まれるくだりは衝撃的すぎて、その後 何十年も経つ今でも脳裏に焼き付いているほどです

ラストの銃撃戦は映画史に残るド迫力
ジャッキー・チェン監督の"プロジェクトA"やクエンティン・タランティーノ監督の"キル・ビル"などに登場したような二階に続く両側らせん階段の大きな吹き抜けの建物内で銃撃戦が繰り広げられます

その銃撃戦に負けないほどのアル・パチーノさんの圧倒的迫力の演技だけでも観る価値のある作品です

Jett