「ケイト・ブランシェット」シッピング・ニュース kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ケイト・ブランシェット
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うわぁ~、ケイト・ブランシェットがひどい役やってるなぁ~(笑)行きずりの男に「結婚したい?」と聞いて「ファックしよう」だもんなぁ・・・普通、ひくぞ・・・引くと言えば、この島では家を引いて移動していた。
クオイルはダメ夫を絵に書いたような人。両親の死と妻の死で落ち込んでいたのだが、父の妹アグニス(デンチ)の誘いで故郷の港町へ。父の故郷で就職したのは事故専門の記者。泳げないし、父から受けた水責めの虐待のトラウマ。漁師の町、謎が多い。かなり抽象的な描写もあるが、死んだ妻の幻影が見えたり、白い犬と老人が現われたり。。。
夫婦の愛と憎しみ、船に喩えた人の運命、そして近親相姦さえもテーマとしていると思われるが、DVのために殺人を犯すことが正当化されてる?という変な内容だ。編集長ジャックの親子に渡る溺死からの生還もわけわからない・・・ファンタジーなのか?
ま、主人公だけは生きる勇気を取り戻せたみたいだけど・・・娘が元気になるのもわからんぞ。結局は脇の人たちの悲惨な過去には目をつむり、美しい自然のもとに人生をやり直せばいいのか・・・脇の人のエピソードが残酷な割りにクローズアップされないバランスの悪さが気になったなぁ。原作は素晴らしいんだろうけど。
【2004年ケーブルテレビで鑑賞】
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