推定無罪のレビュー・感想・評価
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よく整った推理サスペンスだと思う。
不倫相手だった女性検事補の殺害容疑をかけられた首席検事補を描く、推理サスペンス。現場の証拠は全て主人公の関与を示す一方、女性検事補は、主人公以外の男性たちと関係を持っていた。
主人公を執拗に追及するライバル、主人公が信頼する刑事、逮捕・起訴された主人公が頼みとする弁護士など、一癖もふた癖もある人々が絡んで、謎解きに引き込まれるエンターテイメント・スリラーだ。
しっかりした脚本。演技も素晴らしい。ストーリー展開も見事で、最後まで飽きることは無い。劇的な効果や、強い演出を求める人は、単調で物足りないと思うかも。抑揚を抑えたトーンで、よく整った心理サスペンスといえる。
最後のネタバレを、偶然も含めた実現可能性をどう感じるかで、評価が割れそう。とはいえ、堅実な脚本と、丹念なストーリー運びが味わい深い、見事な推理サスペンスだと思う。
彼らは救われた、の意味
昔ハリソンフォード版を見てた、
今AppleTVでジェイクギレンホール版
を見て、再びのハリソンフォード版。
アランJパクラはすごく丁寧につくっている
画面の重厚さや犯人を絞らせない編集も。
ハリソンフォードも
ジェイクギレンホールも
素晴らしい
そしてそれを支える妻役も。
どちらもイイ
是非じっくりと見比べてください
危険な情事‼️
この作品は法廷モノとしての面白さというよりは「危険な情事」と同じく、不倫の代償というか、不倫によってもたらされる人生、家族の崩壊を身に沁みさせられる作品‼️不倫相手に扮するグレタ・スカッキ、彼女だったら不倫しちゃいますよね‼️妻役の「ダイ・ハード」のホリーことボニー・べデリア、彼女が奥さんだったら絶対浮気しません‼️ラスト、真犯人が分かった時の衝撃‼️やはり不倫はダメですね、ハリソンくん‼️
寛大な奥さんだなぁと思って観てた
主人公は検事。愛人関係にあった女が死に、ハリソン・フォードが犯人と仕組まれてしまうのだが、タイトルからして「推定」なわけだから、かなり言葉巧みに言い逃れしてグレーで終わらす話なんだろうと思った。よって、私にとっては愛人関係はどうでもよく、話術や駆け引きが上手くなる参考になれば...そう思って鑑賞しました。
「真実の発見なくして正義は望めないのだ」
真実(本音)を伝える人がどれほど居るか...そんなこと考えながらスタートした。
上司「選挙で負けそうなんだ。早く犯人を上げろ!さもないとクビにするぞ!」
なんだよ、この展開。。。忖度かよ。
殺された女はメリットある男と寝てきたツケなんでしょうが、話がなかなか進まない。それどころかエッチシーン含め過去に戻る演出は退屈。いつになったら「逃亡者」みたいに追い込まれていくのか、他の映画が頭をよぎってしまった。誘惑シーン要らないなぁ...殺された女の性格は既に話してるんだからさぁ~。
上の人間が、金だ権力だ名声だ、と一人の女を活用した話しなのかな。判事まで絡んでるとはね。まぁ美人が近寄ってくると用心度は高い。今も昔も変わらない教訓を再認識はしましたが、話術とか私が参考になることは少なかった。
犯人不明だけど、とりあえず無罪で良かった、良かった。
他の女性と関係持ったのに奥さん寛大だなぁ~と思いながら観てしまったな。私の知能じゃ、ひらめきませんでした(苦笑)
お偉いさんは出世するまで大変だ。そうじゃない人も現実はいるけど。。。世のためには真実を伝えず我慢して過ごした方がいい。色恋沙汰で人生を台無しにしていいのか?妙に積極的な女だったろ?反省しろ、これでいいんだよ。--- おそらく自分だったら、そう思って仕事に励むことになるだろう。しかし、奥さんは別なんだよね。
思ったほど難しい話ではなかったので、裁判モノが苦手な私でも大体理解できましたが、インパクトある場面が無いのが残念。
「やってない、無実だ」と言うと、人は疑ってしまうそうだ。困った心理ですね。どうすりゃいいのでしょう。教えてほしかった(苦笑)
ハリソン・フォード:津嘉山正種
ハリソン・フォードを津嘉山正種が吹き替えてるというだけの理由で見た。まあまあ。割と貧相なハリソン・フォードだが津嘉山正種が吹き替えるとそれなりに威厳が出る。村井国夫が駄目なら津嘉山正種でもいいと思う。
基本的にはハリソン・フォードの浮気が原因。妻に浮気がばれて妻が逆ギレして浮気相手を殺してしまった。単純に見ればワイドショーみたいな映画。それを大袈裟に騒いでサスペンス仕立てで盛り上げている。オチが分かってしまえば大した映画じゃない事が分かる。
真実を明らかにする正義のための裁判ではない
総合:75点
ストーリー: 75
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 65
普通、裁判物映画と聞いて思い浮かべるのは、正義と法を守るために主人公側が力の限りを尽くして戦うというもの。だがこの作品はそれと異なる。主人公が殺人事件の犯人として疑われてしまうという物語だが、面白い点は訴える側も訴えられる側もそれぞれが事情を抱えているということ。絶対的正義や悪が存在せず、単なる裁判劇として終わらない。単純に真実を明らかにして誰が真犯人なのかを追及すればいいという問題ではなく、関係者の立場を理解していかに自分を有利にするための取引や戦術を駆使する過程が楽しめる。正義を明らかにし執行するための裁判ではない。自分の立場を守るために、とにかく勝つための裁判である。そのうえで真犯人の事情が解明されるし、その複雑な動機と計画が結末をうまく決定づけていた。
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