戦国自衛隊1549のレビュー・感想・評価
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ただひたすら、この国の未来のために…
角川グループ60周年記念作品。
"金曜ロードショー" で鑑賞。
原案、原作共に既読、旧作も鑑賞済みです。
戦国時代で繰り広げられる自衛隊VS自衛隊の壮絶な戦いを描いた、角川映画らしさ全開のバトルアクション大作。
旧作では得られなかった自衛隊の全面協力による実機の登場や、特撮とVFXを駆使した迫力の戦闘にたぎりました。
やっぱり手塚昌明監督は自衛隊の撮り方が上手いな、と…。戦車や戦闘ヘリなど、どうカメラに収めればカッコ良く映るのかを分かっていて、素晴らしい限りでした。
天母城のセットも大規模で、「乱」以来の広大さではないかと思いました。予算が掛けられただけあって、バトルシーンの迫力は旧作に負けず劣らずの仕上がりでした。
残念なのは戦国武将との合戦が無かったこと。ふとすれば戦国時代に行った意味が失われそうでしたが、旧作と同じことをしても仕方無いし、これはこれで充分面白かったので、あまり言わないでおこうかなと思います(笑)。
※以降の鑑賞記録
2012/? ?/? ?:DVD
2017/? ?/? ?:ウイークエンド指定席(KBS京都)
2020/07/16:Amazon Prime Video(シネマコレクション)
※リライト(2020/07/16)
※修正(2023/03/02)
男だったら歴史と自衛隊って憧れると思う。
半村良原作の歴史SF作品。日本独特のパラレルワールドをテーマとした作品です。まず、近代兵器が戦国時代で侍と戦う、そのシチュエーションだけでも男だったら想像してわくわくする内容です。元々角川映画で初代が作られリメイクされた作品でもある(旧作では薬師丸ひろ子がチョイ役ででてました笑)今回は斎藤道三に伊武雅刀、的場一佐(織田信長)に鹿賀武史っていい役者がはまっていました。特に伊武さん、はまりすぎ。これからNHKにも引っ張りだこではってくらいいい味出しています。脚本や、納得いかない部分もあるけど子供のころに読んだ小説がCG含めて実写化されるのってわくわくします。ヤマトやキャシャーンの例もあるけどこの作品はお勧めです。最期のシーン、陸上自衛隊のエキストラ大勢ですが必要ないです、多分自衛隊の人が出たがったのでは(笑)
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