「レースシーンは、仲々迫力あり。」シービスケット Mr.C.B.2さんの映画レビュー(感想・評価)
レースシーンは、仲々迫力あり。
今日は「関心領域」を観に行こうと思っていたのだが、昨日日本ダービーのゴール前写真を撮りに行って、いささかお疲れ気味。こういう体調で観ると印象が変わると困るので映画館行きは止めて、家のTVでNHKBSでやっている「シービスケット」を鑑賞。
20年前の公開時に試写会で鑑賞済みだったが、競馬に関する映画なのに内容をあまりよく覚えていなかった。
その試写会場が、今は無き日劇1でトビー・マグワイアが登壇し、特別ゲストで武豊も登壇した。騎手を演じたトビー・マグワイアが壇上で武豊と張り合う様が面白かった。その武豊は、20年経っても昨日の日本ダービーで有力馬に騎乗し、リーディングジョッキーでもベスト10に入るトップジョッキーであり続けているのが凄い。
シービスケットは、1930年代に実在した競走馬で馬格が小さく見栄えが悪かったため厩舎からも見放されていた。
息子を亡くした馬主(ジェフ・ブリッジズ)と時代遅れの調教師(クリス・クーパー)と片目が見えなくなった騎手(トビー・マグワイア)のトリオに育てられて、米国三冠馬ウォーアドミラルとマッチレースを行って勝つ姿を描いたドラマであるが、実際は(映画に描かれていない部分で)そこまでに色々と紆余曲折があったようである。
3人には、それぞれ挫折から立ち直るドラマがあるが、そこの掘り下げが足りないのでイマイチ共感を呼ばない。ただし、レースのシーンは中々迫力があった。
第28回日本アカデミー賞外国作品賞ノミネート(受賞作は「ラストサムライ」)
Mr.C.B.2さん
コメントへの返信を頂き有難うございます。
ジーン・ハックマン、スクリーンの中でしか出会えない俳優さん、ですよね。
感銘を受けた作品の監督さんと言葉を交わして握手、忘れられない体験でしょうね。
… 一度も … ありません。。
55年も映画を観ていれば色々な事があります。ジーン・ハックマンに触れたのは50年前、T.マグワイアは20年も前です。
東京国際映画祭で「蜘蛛女のキス」のヘクトール・バベンコ監督に握手してもらった事もあります。サインを頼んだら「サインはしない主義だ」と言われたので「では、握手を」と言ったら握手してくれました。
Mr.C.B.2さん
「 ポセイドン・アダベンチャー 」上映初日の有楽座舞台挨拶で、ジーン・ハックマン!( しかも肩に触れた )、本作の試写会でトビー・マグワイアが登壇!
凄いですね 👀