英雄の条件のレビュー・感想・評価
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戦争物は好きじゃないのでなかなか観る気にならなかったけど戦争は冒頭...
戦争物は好きじゃないのでなかなか観る気にならなかったけど戦争は冒頭だけで内容は法廷物
法廷物で男同士の友情物
判決は映画監督次第だからどういう結末でもふーんとしか思わないけどぎりぎり観れる
海外派遣米軍は一般市民を大量虐殺しても罪に問われないという胸糞悪い映画
結局はそうなってしまう「アメリカ世界警察は絶対正義!」的な一種の国威発揚的映画なのだろう。
まぁ裁判の結果はある程度予想できたとしても、容認できなかったのがベトナム戦争当時のベトナム軍人が戦犯被告人サミュエルLジャクソンに対し〝敬礼”をした場面。見た瞬間悪態をつきたくなったよ。
何れにしろ中東も含むアジアはアメリカに軽んじられているのは間違いないだろう。
アメリカの軍人さんと政治家との違い
こういう作品では命を懸けて戦地で戦っている軍人さんとアメリカ本土の安全な場所にいる政治家との違いを毎回思います
実際に戦っていない、保身しか考えていないように思える政治家に何がわかるのでしょうか
民間人の犠牲を出さないのは重要ですが、攻撃してくる民間人を前に平常心でいる事ができるのでしょうか
軍法会議がわりとあっさりしていて物足りなかったです
もっとそのシーンを深く観たかったです
この作品でも思いましたが、アメリカと日本とじゃ国旗に対しての思いが全然違いますね
この映画の12年後に実際に同様の事件が起きるとは
2012年9月13日、イエメン米国大使館を映画『イノセンス・オブ・ムスリム』の内容に抗議する数百人のデモ隊が突撃。治安部隊がデモ隊に発砲したことにより死者4名、負傷者34名の惨事に。
俗にいう「2012年アメリカ在外公館襲撃事件」でマイケルベイの『13時間 ベンガジの秘密の兵士』もこれが元ネタ。
まさかほんまにこのような事件が起こってしまうとは・・・
原題は「交戦規定」
裁判中に3段階の交戦規定が明らかにされる。
アクション映画でもなく法廷モノでもないし男の友情モノでもないしう~ん。軍法会議という事もあり通常の裁判とも違い、まず第一にアラブ諸国との関係悪化を恐れて政府サイドが不利な証拠を隠蔽し大使に偽証させているので結論ありきの出来レース。
米国政府は腐敗している、でも海兵隊は仲間を救うためならルールなんかくそくらえ!さあどっちが正しい?そういうことがいいたい映画なのか。
見どころはやはり煽られて目ん玉ひんむいてブチ切れるサミュエルLジャクソン。トミリージョーンズは名門一族の落ちこぼれうだつのあがらないオッサン役。
改めて見直すと、冒頭のベトナム戦争の植生がどうにも変。
そのため入り込めない。昔はもっとドキドキした記憶があるのにな。
冒頭はベトナム戦争の風景。かなり激しい沼地での攻防を描いている。...
冒頭はベトナム戦争の風景。かなり激しい沼地での攻防を描いている。
28年後、ホッジス大佐(ジョーンズ)の引退パーティ。ベトナムで命を救ってくれた戦友が国際問題に繋がる発砲命令を下したと軍法会議に告訴されたのだ。弁護士としても未熟だけど現地にまで乗り込んで無罪を勝ち取ろうとする・・・
日本における日米協定の問題も酷い。とにかく何でもアメリカ有利に裁判が進む。この映画においても国際問題は無視してアメリカ軍部内だけで結論を出そうとしているのだ。アメリカ人の感覚になって観てみれば、そりゃ英雄だろうよ・・・正当防衛が論議の中心になるには戦争状態であることが条件だけども、大使館の敷地内かどうかというところまで掘り下げてないし。
まぁともかく、戦争というものがあるのがいけないんだし、テロリストがいるということもいけないことなんだけど。せっかく激しいベトナム戦争や残虐な乱射を描いたにもかかわらず、反戦の意図がなかったのが残念だ。
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