劇場公開日 1959年

「汗というリアル」十二人の怒れる男 チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0汗というリアル

2014年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

知的

こんな密室劇で面白くなるのかなぁ、なんて懐疑的な気持ちで観始めましたけど、さすが名作と言われるだけありますね、これ。展開はベタだけど、それぞれのキャラクターの輪郭がとてもはっきりしていて飽きさせないですね。
シドニー・ルメットに関しては社会派とかなんとか言われるのかもしれませんが、そうした主題的なものは置いておいても十分、うまい監督なんだって思いましたよ。
そう、リアルさは汗に込められていましたね。丹念に汗をつけて回ったんだろうなぁ。

チャーリー