「メルがやりたい役がありきで製作されたような」パトリオット うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)
メルがやりたい役がありきで製作されたような
どっちかというと、メル・ギブソンの活躍より、歴史のお勉強のような要素が強い映画。それでも、ずいぶん史実と違う描写が多いようで、モヤモヤが募りました。もう少し老けた俳優が演じていれば、愛息を亡くした状況をうまく表現できたんじゃないかと思います。役どころの割に、メルが若すぎる印象でした。
この頃、実年齢にふさわしい役をいろいろ模索していた印象が強いですね。メル・ギブソンは、アクション俳優よりも、普通の父親の役がやりたかったのかな。
大砲の弾丸が飛んでくる描写はド迫力で、本当の戦場にいるような臨場感でした。
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