「馬が主人公のスポ魂映画(笑)」オーシャン・オブ・ファイヤー としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
馬が主人公のスポ魂映画(笑)
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ビゴ・モーテンセン演じる主人公が愛場ヒャダルコと共に
アラビアの砂漠横断レースに望む冒険活劇。
アクションあり、悲劇あり、ロマンスあり、はらはらどきどきの
スリルありの大作ではあるのですが、なんかね、ストーリー盛り過ぎ
なんですよね。
まず、主人公はインディアンと白人のハーフで生まれて
インディアンからは「青い子」と呼ばれている設定ですが
まあどう見てもインディアンの血は入っていない純白人。
そのインディアンを助ける為に賞金レースに出るのですが
カウボーイと呼ばれるビゴ・モーテンセンが砂漠横断レース
にでるって背景に?を感じます。
居住地問題のインディアン物語からいきなり、アラビアのローレンスになる感じです。
レース途にも関わらず、のんびりしてる襲撃してきた悪党を
やっつける、どたばたアクションも、やっぱりカウボーイと
アラビア世界の絵は違和感を感じる。
んでラストシーンはもう、馬も鼻から血だしてばったり
倒れるし、主人公も蜃気楼でもうへろへろ状態で馬を
楽にさせる為に銃を構える寸前まで追い込まれるんですが
おいおい、急に生き返って、圧倒的な追い込みで
見事勝利って・・。
脚本無茶苦茶だなぁって思いますね。
まあ、ビゴ・モーテンセンの渋い演技が救いです。
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