「愛を貫くゴズリング」きみに読む物語 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
愛を貫くゴズリング
全てはアリー自身が行動し選択した人生に翻弄される母親にロンにノア。
出会ってから老後も最初から最後までアリーを振り向かせる為に生きたノアの愛情。
愛に尽くしたノアではあるがアリーを愛し続けられる切っ掛けを人生の選択を決断したのは女性のアリーであって一番傷ついて悩んで葛藤したのはアリーで答えをただ待つ男二人のズルさ?
女が身勝手なのか?男たちが振り回されて可哀想な立場になるのか?
これから先の確かな将来を築けるロンより一度の輝かしい青春時代の不確かな愛を選んだアリーの選択はどちらを選んでいても正しかった筈。
意地悪な母親の印象が娘を思う気持ちや人生の先輩としての助言など素敵な母親像だった。
状況を自ら打破せずにただ待って選ばれる立場の男はズルい(自分も男だが)と思った。
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