ニューオーリンズ・トライアルのレビュー・感想・評価

法廷外の駆け引きも多く、悪く言えばゴチャゴチャしていて内容が頭に入りませんでした。まあ訴訟そのものより、フィッチがどう立ち回るかという事だと思います。陪審員のリーダーを決める際の「目が見えない。それが何だ。どうって事ないじゃないか」という台詞は良かったです。

正統派リーガルサスペンス。

落ち着く所に落ち着くのだが、脚本も練られていて最後まで、どう転ぶかわからない展開。

納得出来る結末。現実はもっとエグいのだろうなあ。

初鑑賞は、公開の年に海外にて。とても印象的な作品だったので、再度鑑賞する。陪審員の裏側、という意味において非常に画期的な作品。どっちが勝つんだろう、とハラハラ・ドキドキ。法廷物って、わりと最初から陪審員がいるけど、導入部分を描いているので勉強になる。ラストまでの流れは秀逸。大好きな作品の一つです。

スパイ映画のようなシーンもあり楽しめた