「地獄の逃避行 はちょっと違いますね」バッドランズ sugar breadさんの映画レビュー(感想・評価)
地獄の逃避行 はちょっと違いますね
「テレンス・マリックの幻の名作」とか「天国の日々の序章」とか言われていて期待したんですが、なんともフワフワした感覚で、やや間延びした印象が否めなかったです。
アメリカンニューシネマの諸作とも一線を画しているようでもあり、その辺りがマリック的と言えるかもしれませんが。。。
ただホリーの父親や昔の仕事仲間が、道端に転がってた犬や牧場で息絶え絶えだった牛と同じ扱いなのは、ちょっとさすがにねえ。
シシー・スペイセク 独特の表情がとてもよかったです。後に結婚するジャック・フィスク(本作の美術監督)との出会いの作品でもあります。
コメントする