「夢は叶わず、でも人生を全うした女子ボクサー」ミリオンダラー・ベイビー はやたろさんの映画レビュー(感想・評価)
夢は叶わず、でも人生を全うした女子ボクサー
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2005年にアカデミー賞作品賞を受賞した作品です。
貧しく家族からも恵まれない女性マギーが、必死でボクシングの成功を夢みて戦うストーリーです。
サクセスストーリーではないですが感動する内容で、人生について考えさせられる重たいテーマです。
教養としていかがでしょうか。
内容ですが、、、、
31歳になるマギーがやっとの思いで憧れのコーチに指導を受けられることになり、掴みかけた夢の一歩手前で事件は起きてしまいます。
順調に勝利をおさめ、あと一歩でチャンピオンという夢
をつかみかけたとき、相手の反則行為が急所に当たり、それによって選手生命を絶たれ植物人間状態になってしまいます。
マギーは、フランキーとの出会いが自分の人生を変えたと感謝を伝え、今のボクシングができないことの絶望に耐えられない旨をフランキーに話します。
マギーの苦しみを開放してやりたい。娘同然のように可愛がってきたフランキーは思い悩みます。
フランキーは決断し、致死量のアドレナリンを彼女に投与し、マギーは眠るように命を引き取ります。そしてフランキーは二度とジムに現れなくなり、姿を消しました。
「死」についても問題提起も含まれていると思います。
医療によってただ生かされている命を絶つことは罪なのか。。
人生を全うに生きるというのはこういうことなんだな。
と感動的な作品です。
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