マッチスティック・メンのレビュー・感想・評価
全50件中、1~20件目を表示
エンターテイメント!
久々面白いのが観れた…!
詐欺師のお話です。
この作品に関してはなにかを語って台無しにしたくない!w
前情報なしで観なくてはいけません。
観賞後は、温かい気持ちになれる映画です。
スリルを求める場合には物足りなさがあるかもしれませんが素晴らしいです。キャラクターもいい。
強くおすすめします!!!
大どんでん返し!
詐欺師の話
相棒と2人で大儲けはしない詐欺を繰り返してる
そんなとき、主人公の別れた妻との間にいた“娘“が
現れる…
お互い初対面からながら、何度か会ううちに、“パパ“も次第に"娘"とわかりあってゆく…
そんなとき、大きな取引をするが、騙し相手にバレてしまう
今まで順調に行ってた流れと変わりヤバい事態となる
そして…
えっ…
アイツと…アイツと…アイツと…アイツも!?
ってなります!
あ〜あ〜、せっかく貯め込んでたのにね…という感情とか
それまで楽しくやってたこととか
気持ちの切り替えとか…
価値観とか…
でもそこに落ち着けたんだ…と
そして、見終わった後、リドリーストック監督だったってことも、自分の中での大どんでん返し!
秀逸なニコラス・ケイジ
ニコラス・ケイジは真面目にクールぶってる役よりこういう方が本当に面白い。
ラスト付近までは楽しく見れたけれど違和感は残った。
リアルで言えばロイだけを騙せばいいものの観客を騙す為に本来必要の無いものがたくさん付け加えられて不自然が起き、それが違和感となったのかもしれない。
・アンジェラ筆頭に演技が度を越している。初めて会うシーンとか、喧嘩をわざわざしたりとか
・ハメられた男がすぐに追いかけてきたり、深追いしてくる必要が無い
・警察に逮捕されると見せかけて暗証番号を聞き出すのならば男をハメる必要がそもそもない
・終盤薬局に駆け込んだが、それまでは先生から直接貰っており、ロイはそのおかしさに早めに気付くかもしれない
・空港に向かうシーンはアンジェラをバスで帰らせた可能性もある
・フランク1人で暗証番号を調べたほうがリスクがほぼなかったのでは。ロイが元恋人と連絡を取ったらおしまいだし、最後に貸金庫の暗証番号を言うとは限らない。失敗に終わった場合フランクは共犯者と揉めたはず
でも1番は、アンジェラがとても可愛くてロイが可哀想だと感情移入してしまった事が違和感の原因なのかもしれない
後、20分。 結末分かったぞ!!
潔癖症が果たして煙草を咥えながら、パスタを茹でるだろうか?
なんかもう汚く見えるんだけどね。
後、20分。
結末分かったぞ!!
どんぴしゃり!!!
気楽に見よう!
ペド◯◯◯◯か!こいつ等!
そうか!この演出家はそんな映画ばかりだね。
面白かったけど、暫くモヤモヤ
想像力の乏しい自分にとっては、後半何がどうなったのか良くわからなかったけど、恥ずかしながら某解説サイトで内容を理解した。
フランク役はどうしてもグリーンマイルの悪役が出てきてしまう。それもあって裏切るんじゃないかと勝手に思ってた。
元妻とスーパーの店員は一緒の人?と思えてまたわからなかったけど、これは別人だった。
どんでん返しモンは面白いけど、この作品は少し難しかった。
評価:3.8
タイトルなし
娘には何か秘密が有るんだろうな〜なんて事は思って観ていたけれど娘どころではない嘘だらけの結末にマンマと騙されてしまった。ニコラス・ケイジが飲んでいた薬が単なるサプリメントだった事が分かった時に「それは分かったわ〜」なんて鼻を高くしていたのが恥ずかしい。
偽娘との再開も後腐れない感じで清々しい。騙されていたとはいえ彼女との生活はニコラスが人間性を成長させる事のできた貴重な時間だったと思う。
レジの女性とのロマンスはいつ始まるのだろうと思っていたが最後の最後で既に始まっていた。
心に残るようなインパクトは無くても、ちょっと温かく面白い作品
リドリー・スコット監督を始め、ロバート・ゼメキス、ハンス・ジマー等豪華な顔ぶれの制作陣。
そこにニコラス・ケイジの見事な怪演を合わせれば面白いに決まってます。
騙し騙され巧妙な詐欺の手口に、きっと貴方もしてやられるはず。
他の同類作品と比べて違うのが、主人公が完璧ではないという事。
腕はあるけど病気を抱え、子供との付き合い方も分からない。
人間味がある詐欺師を演じるニコラス・ケイジがこの映画の最大の見所だと思う。
ラストシーン、これは彼なりの優しさなのか、罪滅ぼしなのか。
切なくも少し温かい空気に包まれる。
何度観ても面白い
ストーリーの細部を忘れた頃に再観したのは何度目か?
毎回思うがニコラスケイジがとても良い。
パニック障害、神経症の詐欺師(マッチスティックメン)が、娘と出会って父親に目覚めてからーの、最後にまさかのどんでん返し!!
そしてラストはそう落とすかーという所まで、、
あーええもん観たーと毎回思える。
どんでん返しがわかってしまうと、やはり面白さは減るが、それでも面白い!
自分的にほぼ満点の映画です。
詐欺師が詐欺師に騙される→大どんでん返し!!
観て良かった。今まで観てなくて損をした・・・隠れた名作でした。
2003年(アメリカ)リドリー・スコット監督作品。原作:エリック・ガルシア。
主演の神経症的な詐欺師のロイはニコラス・ケイジ。
相棒のフランクは今や名優のサム・ロックウェル。
邸宅に住み詐欺師で儲けたロイは大金を貸金庫に預けている。
精神は不安定で潔癖症。
掃除が趣味で贅沢とも無縁の地味な生活をしている。
そのロイの日常を狂わす事件が起こる。
15年前に別れた元妻の子供が現れたのだ。
女の子で、14歳のアンジェラ(アリソン・ローマン)
過去を悔いてる孤独なロイはアンジェラに夢中になり、振り回されることに。
神経症的ロイの異常さに笑ったりうんざりしたりの冒頭30分。
この映画、「どんでん返し映画ベストテン」とか「名作サスペンス」に必ず入って来るんですよ。なんか詰まんないしやめよかなぁ・・・とか思いつつ観てました。
ロイが娘に手こずるのは、微笑ましくもあり危なっかしくもありで、その娘のアンジェラが、「ロイの仕事を手伝う・・・」と言い出して、仕事場に付いて来たことから、歯車が大きく狂い出します。
殺人や警察介入やら・・手のつけられない事態に!!
でも結果的には、ロイを騙す計画は組織的にして巧妙!!
原作・脚本。素晴らしいです。
「ペーパームーン」や「スティング」にも匹敵する気がするよ。
人物造形が優れている。
ロイの「潔癖症」も「不安神経症」も、孤独な生活と詐欺師のストレス。
精神分析医から貰って、宝物のようにすがっていた薬が、なんと女性の更年期障害用のサプリメント・・だったりして(笑)
この映画のニコラス・ケイジはイイです。
神経症演技がホンモノの病人に見えますよ。
サム・ロックウェルは相変わらずのチャラ男キャラですが、美味しい所をちゃんと持って行きます。
キーパーソンは娘のアンジェラ!!
擬似餌のような役割!
私もマンマと騙されましたが、ラストがとても良いんですよね。
技ありのラストです。
(よおおく考えてラストから逆算してみると、ここはあり得ないだろう・・・)
(こいつもグルかよ!・・とか如何にもな不自然さは、散見します)
でも名作ランキングに恥じない傑作なのは確かみたいですよ!
いちにいさん
このくらいの軽さが心地いい時もある。
ラストのじんわりいい話な感じも好きだし、
アンジェラもずっとかわいいし。
別にこれを見たからって何か変わるわけでもないんだけど
なんか明日に進む勇気をちょっとだけ貰えるというか。
僕は普通に良い映画だと思いますよ、うん。
こういう役者が日本にいない。
支持。
湿った夜ばかりのブレランの反動でピーカンを撮るも、チラリ日本を挟むリドリースコット節は健在。
軽薄を根っから演るサムロックウエルな役者が我国には居ないのだ。
それと目した岡田准一も真田ももはや重くツマラヌ。
微妙にダルいエピローグが惜しい。
退屈すぎる
ストーリーの展開が遅く我慢強くない私は見ていられなかった.
序盤の脚本に工夫がなさすぎる
一つ一つのエピソードをもっと面白くするか
展開をもっと早くするか
どっちかじゃないとダメ
それに写真がひどすぎる。一体どんなカメラで撮ったんだ?
写ってる全てのものがチープで安っぽく見える
写真から芸術性が全く出てない
現在のレンズメーカーは味のある映りをするレンズを作るというコンセプトが全くない
さらにデジタルカメラになって味のある写真が撮れなくなってしまった
どのメーカーのレンズで撮っても同じ写真しか撮れない
デジタルカメラの技術的な特性に縛られて、味のあるレンズを作ることができないのだ
フィルム時代にはレンズに個性と味があった
映画監督よ映画はフィルムカメラで撮れ
何かいい
なぜか、往年の名画「ペーパームーン」と「スティング」を思い出した。
騙されて、でも人生を変えるいい機会。
遠回りしてきたが、ささやかなしあわせをみつけたか?
なにかいかした映画だった。見ている方もあったかく終わった。
詐欺の恐ろしさを改めて実感した
自分はちゃんと騙されました笑
ストーリーもいいが、とにかく演技が素晴らしい
アリソンローマンが14歳の娘役で出てくるが、22とは思えないくらい幼い感じに見えてすごいと思った。
最後にもう一つ展開があれば星5!
彼にぴったりなラスト。
ニコラスケイジは多少狂った悪役や、一癖ある役がよく似合う。今作では潔癖症の詐欺師役を演じています。
サムロックウェルの自然体な演技も良かったです。
日本語が出てきたのがなんだか嬉しかったです。「いち、に、さん」と「乾杯」って言ってましたね。
中盤までは親子が初めて会って、ぎくしゃくしながらもほのぼのな感じとか詐欺の準備とか、まあ平凡な印象なのですが、着目すべきは終盤。怒涛の展開が見事!
劇場型詐欺って言うんでしょうか、大掛かりな騙しでおもしろかったです。
確かに辿ってみればフランクに行き着くんですよね。主治医の紹介とかチャックをターゲットに決めたりとか。
しかも、主人公に自分で選択をしたと思わせているところがうまい。妻に電話をかける勇気がないから主治医に頼んだり、アンジェラに銀行の番号教えるのも…自然に誘導して引き出してる。
伏線としてアンジェラは14歳のはずなのにタバコ吸ったりビール飲んだりしています。
洋画でよく見る不良っ子だったら普通にやってそうなことなので全く伏線だとは思いませんでした…。
ラストが爽やかでいいですね。主人公も穏やかな表情で、チックも収まってきているように見えます。
今作、主人公が潔癖症であることが結構な肝になると思っています。
潔癖症の原因として、薬がただの安定剤だったのに主人公が効果を感じていたことから、精神性と考えられます。おそらく、詐欺をすることに心の奥底で罪悪感、後ろめたさがあったのでしょう。
薬の効果と思っていたのは、娘と過ごす、普通の父親でいられる時間に癒されていたところもあると思います。
潔癖症を治すには、完全に詐欺から足を洗う必要があります。
そう考えると、フランクは相棒である主人公を後腐れなく更生させるために、今まで人を騙して得たお金を奪ったとも考えられるわけです。作品の幅が広がりますね!
また、悪人が何の犠牲もなくただハッピーエンドを迎えるのは私個人としては、あまり良い印象を受けません。今作は騙していた人間が騙され、お金と娘を失う。そしてささやかなハッピーエンド。
アンジェラが主人公を「悪人ではないけど善人でもない」と称していましたが、まさにそんな彼にぴったりの終幕だったと思います。
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