今年176本目(合計240本目)。
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※ もともと、かなり古い映画のリバイバル映画で、シネマート心斎橋さんも「フィルムは最大限修復していますが、音声や映像に多少のノイズがあります」としっかり告知されています。その点は少なめだったのですが、趣旨的に理解できるし、その点は減点対象から一切外しています。
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…ということでシネマート心斎橋さん。
ストーリーはあることはありますが(中国の明・清の歴史を知っていれば、やや有利?)、歴史的な話は出てこず、もっぱら少林寺拳法の話で95%いってしまいます。日本語タイトルでは「新・少林寺伝説」ですが、ここでの「正式名称」(現地での正式名称)は違っているのですが(この人物も実在する人物で、少林寺拳法の1つの「型」の創始者とされる)、この人も最初の1分でちらっと出てくるのですが、以後まったく出てこず(だから、その人を知っているかどうかというのは、本質論でもない)。
ストーリーというストーリーはありますが、そんなに理解しないとわからない展開でもないですし、少林寺拳法という事情もあるのか、ギャグ的要素もままありですが、かなりアクション性の強い映画かなという印象です。「この展開だと次はこうなる」というのもだいたい、「観客のお約束の展開のお望み通り」なので、それで混乱する展開はないし、まして極端に時間軸がずれた描写もなければ、趣味的に突如大人の営みが始まることもないし、決してギャグ映画ではないですが、少林寺拳法(ネタ)の入門編としてはかなりお勧めできるのではないかな…と思います(今ではVODシステムで見ることもできますし)。
かなり古い映画+中国映画という事情なのか、エンディングもあっさり。「本映画を無断撮影すると~」みたいな表記もなく(もっとも、どの映画でも冒頭に流れる、あのカメラが頭にある人が警察官らしき人に追いかけられる、撮影はダメよというのは流れる)、エンディングも1分か2分かくらいで、最後の「劇終 THE END」と出ておしまい、という超簡単というか、「何も考えずに見ることができる」という点では、たまにはこういう映画も良いなという感じです。
上記の通り、多少ノイズで気にならない点も無きにしも非ずなのですが(音声より、映像で多少、描写が飛んでる?と思える点がある)、とはいっても、突然時代ワープするような映画でもないですし、コンマ0.5秒かという程度ですので、「古い映画でそういう断り書きがある」という前提においては、特段あれこれ言って気にならない範囲です。
特に減点要素とすべき点はないので、満点評価にしました。