「奇跡はおきるのよ。」ロング・エンゲージメント マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
奇跡はおきるのよ。
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しばらくぶりで泣けた。
あまり多くを語れないが、また、
『僕ならって』話はしない方が良いが、僕はシ・スーでありたい。自分が生きるためなら、ノートルダムでいたい。
でも、多分、徴兵された段階で、僕なら逃げると思う。『命をかけて』逃げる。
ガキの頃『瀬降り物語』って映画見た時、全く別の解釈で、サンカ(山高)になりたくて、四国の石槌山へ巡礼した事があるが、理由は戦争には行きたくないって、単純なガキの思いだった。
話がそれた。
『アメリ』の様に少しコミカルでいて、物凄く悲惨な塹壕。その対比が、時間軸を無視して絡まるので、話がとても複雑になっている、だから、今2回目を見ている。よく噛み締めて見ると、ファンタジーなフィクションだが、また、何一つシャレたことしていないが、傑作だと思う。
ハリウッドのハッビーエンドではない凄い終わり方だと思う。
言うまでも無いが、ペタン元帥が登場した時は、鳥肌が立った。
1920年と言う時がこの映画をただのフィクションにしていないと感じた。
その終わり方に、現実に戻り、今の混迷する世界に僕個人の思いを重ねると、しばらくぶりに泣けてきた。傑作た。
ビンゴ・クレピュスキュルからはファンタジーでないと戻ることは難しいんだ!
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